プレイボーイ

出会ったのはもう十年位前か

私の人生で
多分これからも
最も魅力的な男性がいる

人としてでは無く
性的に男性として
魅力的
別に私も彼もゲイではないよ

事実彼は職場の女性をほぼ全員『いただいた』
彼には付き合っていた人がいたが
後腐れも無く
割と周知のようだったが
波風も立たず
飄々と生きていた

心底羨ましかった

セックスという行為ではなく
自由に自然に愛し愛され
清濁飲み込んで生きる彼が
羨ましかった

私は真面目だ
そして真面目というのは
褒め言葉ではなく
生きるのが下手だと認識してる
そう
でくのぼうだ

…だった

彼の様にもなれず
妙にすれて
でくのぼうにもなりきれず
愛し愛されることに焦がれ
仮初めを求めて迷走してる



っと
違うな

なんか
タガが外れて
真面目な私は弱まったから
昔よりはフラフラしてるけど
到底私にはプレイボーイとやらの才能はなく
彼の様にはいかないな

ってのをふわりと再認識した



もっとフェロモンでないかなー(笑
あともっと鼻が利くようになんないかなー
自分が惹かれる人はだいたいわかるようになってきたから
そのうち身につくかな？



いいひとより
いいおとこになりたいわぁ