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近年、男性に増え続ける「性嫌悪障害」とは?(1)

2013年06月07日 10:32

週プレNEWS(2013年4月17日

昨年から、性行為の際に射精できない「膣内射精障害」が問題となっているが(「今、男性の膣内射精障害が問題になっている」http://wpb.shueisha.co.jp/2012/07/26/12890/)、新たに、射精をすることはできても性交できない「性嫌悪障害」が急増中だという。この病気はどんな人がなってしまうのか。そして、どうすれば治療できるのか。

本家族計画協会が2年ごとに行なっている調査では、1ヵ月以内に性交渉がなかった夫婦の割合は、31・9%(2004年)、34・6%(06年)、36・5%(08年)、40・8%(10年)、41・3%(12年)と着実に増加している。

このようにセックスレスカップルが増えている要因はいくつか考えられるが、その中のひとつに「性嫌悪障害」がある。

性嫌悪障害とは、性行為性的な事柄に対して強烈な嫌悪感を抱く症状だ。実際は、嫌悪感などという生やさしいものではなく、“性交恐怖症”に近い。

1990年代までは、これは主に女性がかかる病気といわれていた。例えば、幼少期の性的虐待職場でのセクハラなどをきっかけに、性嫌悪障害になってしまった女性も少なくなかった。しかし、ここ10年で、男性の患者が急激に増加。現在では、女性よりも患者数は多いといわれるほどだ。


「”セックスレスカップルが増えている要因はいくつか考えられるが、その中のひとつに「性嫌悪障害」がある”そうです。「性嫌悪障害」というのは耳慣れない言葉ですが、ここ10年で男性の患者が急増しているんだそうですよ」

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