- 名前
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【カメラ小僧の変態アニメ!?「フォトカノ」】
2013年06月03日 12:59
篠山紀信バリの凄腕カメラ小僧が大活躍!
淡々とエロスを追求し続ける変態アニメ『フォトカノ』
日刊サイゾー(2013年6月2日16:00)
6月に入り、4月にスタートした春クールアニメの大半が早くも折り返し地点に到達。近年まれに見る豊作だった今クールのアニメ群も、クライマックスに向けてますます勢いを増すこと必至です。そんな中、どこまでもマイペースに淡々とエロスを追求し続けるのが『フォトカノ』です。
父から一眼レフカメラを譲り受け、ファインダーの向こうに広がる世界に没頭するようになったルーキーカメラ小僧の主人公・前田一也と、彼の被写体となる美少女たちの恋模様を描く本作は、『キミキス』『アマガミ』の流れをくむエンターブレイン制作の恋愛シミュレーションゲームのアニメ化作品。
『キミキス』『アマガミ』といえば、下半身と脳が直結した思春期男子の煩悩を刺激してやまないお色気成分高めの恋愛ゲームであり、そのアニメ版もまた原作のテイストをさらに増幅させるようなエロスほとばしる仕上がりとなっていました。とりわけ、2度もアニメ化された『アマガミ』はヒロイン人気もさることながら、主人公・橘純一の変態的な行動に話題が集中。変態紳士としてファンから高い人気を獲得する怪作となったことを覚えているアニメファンも多いことでしょう。
こうなると『フォトカノ』の主人公の活躍に期待してしまうのが人の性。満を持してスタートした最新作の主人公・前田一也君は、一体どんなキャラクターなのかというと、あの手この手でヒロインたちを撮影。紆余曲折ありながらも、最終的にはヒロイン自らセクシーショットの撮影を希望させた挙げ句、自分の恋人にしてしまうという篠山紀信バリの凄腕カメラ小僧だったのだ!
本作は複数のヒロインを攻略する恋愛シミュレーションゲームが原作ということで、一つのスタート地点から複数のエンディングが存在する作品です。誰か一人と主人公がくっついてハッピーエンド……とはならない、なかなかに扱いの難しい題材です。そんな原作のテイストをアニメに再現するべくスタッフが選んだ構成は、第1話から第4話までを登場人物紹介やストーリーの基礎設定を解説するエピソードに充てて(=共通ルート)、そこから先は各ヒロインのルートに分岐させていく(=個別ルート)というアクロバチックなもの。つまり1人目のヒロインとのストーリーが終了すると、再び物語は第4話終了時点にリセットされ2人目のヒロイン、3人目のヒロイン……という具合に異なる世界線の物語が描かれるというわけです。これが今はやりの並行世界モノってことですね! 違いますか。そうですか。
そんなわけで、各ヒロインを続々と攻略していく第5話以降は、毎回のごとくヒロインのお色気シーンと思わず赤面必至の告白シーンがノンストップで押し寄せてきて、ピンク成分がオーバードーズ。学園のヒロインにして幼なじみ・新見遙佳を撮影すれば、なぜか泣きながら告白されつつおっぱいを主人公に揉ませてくれるわ、真面目な風紀委員長・室戸亜岐の弱みを握った主人公はそれをネタにセクシーショットを撮影しまくるのみならず、地面に四つん這いになり「俺の上に乗って!さぁ!」と絶叫するわ(ちゃんと理由もあるんだけど、どう見ても変態紳士です)、巨乳スポーツ少女・間咲ののかと海に行けば彼女は自ら手ブラ撮影を希望。最後は水着のブラに手を突っ込んではにかみつつ「手ブラ風ってことで……」と上目遣い。全体的にどうかしています(褒め言葉)。
しかも、メインヒロインということで攻略に2話使っている新見遙佳以外のヒロインは、1話でカタをつけないといけないので展開スピードもジェットコースターのごとし。休む間もなくモニタ上を肌色が駆け抜けていくのです。
そんなピュアでゲスなパッションが炸裂する本作ですが、映像的にも見どころ満載。まずはエロ漫画直系の思い切りパースを利かせたアングルと、セクシーポイントをこれでもかと拡大したセクシーショットが挙げられます。エロ漫画では「ここぞ!」という見せ場(つまり「抜きどころ」)では、思い切りお尻やおっぱいを強調した絵を用意します。ともすればデッサンが狂っているともいわれがちな演出ではありますが、だがそれがいい! エロスの前にデッサン狂いなど些細な問題なのだ。そんなスタッフの思い切りが伝わってくるかのようです。
さらに、毎回なんだかんだと描かれる水着撮影シーンですが、ここではほぼ必ず3D映像を加工したダイナミックなセクシーショットが挿入されます。なめるようなカメラワークでヒロインの肢体を描くカットは、本作のハイライトシーンといえるでしょう(余談ですが、実原氷里との恋模様を描く第7話では『マインド・ゲーム』監督の湯浅政明が絵コンテで参加。いきなり背景が三次元的にグリグリと動くカットで視聴者の度肝を抜いたことも忘れられません)。
というわけで、ホワイトバランスもISO感度も気にせず、煩悩と情熱のみで美少女たちの眩しい青春をフィルムに収め続ける『フォトカノ』は、間違いなく『キミキス』『アマガミ』の流れをくむ立派な「変態アニメ」といえます。さらに「エロス」をキーワードに、様々な映像的な挑戦をするスタッフの心意気にも脱帽するばかりです。いや~、本当に日本のアニメって懐が深いですね。(前回も似たようなことを言った気がしますが)この表現の自由がいつまでも守られることを、願わずにはいられない今日この頃です。ニヤケ顔を晒しつつこんなことを言っても、全然説得力ないんですけど。
(文=龍崎珠樹)
◆この記事の著作権は、日刊サイゾーに帰属します。◆
【naoki-XYZコメント】
うーん。原作ゲームを知らないので何とも言えませんが、ファンは思わずニヤリとなるのでしょうか?
ゲームの性質上、主人公があり得ないシチュエーションですね(^^ゞ
まぁ、女性はあんまり興味ないかな?男性目線のゲームは。
(´・ω・`)naoki-XYZ
『Photo Kano Episode 5』
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↓(24:10)
http://youtu.be/ZNA-pW1HHE8
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