サッチャー元首相

僕がクルマ雑誌の編集者としてヨーロッパ取材に走り回っていた当時の英国首相だったサッチャーさん。本日、お亡くなりになったとか。

英国初の女性首相にして強力な指導体制で当時の西欧社会を牽引していた方だとと思います。



でも、その反動としてサッチャーさんの現役時代は、英国国内でも隣国フランス国内でもデモとかテロとかが頻発していましたね。

たまたまですけれど、僕もパリのCDG空港で爆弾テロに直面したことがあります。
1987年の夏でした。

日本は、ちょうどバブル景気に向かうタイミングだったかなと思います。


日本とヨーロッパの空路が、アンカレッジ経由からモスクワ経由に切り替わって大幅に時間短縮され始めた頃ですね。


その後、日本でも「キャリア・ウーマン」なる言葉が流布し、女性管理職の方々に『鉄の女』というニックネームをつける風潮がありました、ね。



でも、サッチャーさんの『鉄の女』ぶりはハンパなかっと思います。
フォークランド紛争での対応を見ても。


アベノミクスで日本が浮上しようとしているこのタイミングで、サッチャー元首相が亡くなったということに、因果なモノを感じます。


87歳で生涯を終えたとのことですが、ご冥福をお祈りしたいと思います。

世界を牽引したリーダーとして、僕は忘れません。貴女が全力で頑張った時代に、少なからず僕も恩恵を被ったと思っております。
お疲れ様でした。安らかにお休み下さい。