【お題日記】どんな異性に色気を感じる？

異性ではないけれど・・・
ジッちゃんに好かれる

西新宿の飲みカラは、地元の爺さん婆さんばかりで、
ギャルは滅多に来ん

直ぐ近くに大歌舞伎町歓楽街があるので、その筋のコワ～い連中も多い。
しやけど、熊野神社前交番が近いし、マスターが堅物なので、
そうそう、絡まれる心配もない

そんな中で、いつもカラんでくる畳屋のジッちゃんには、まま辟易させられる
齢80近く。
骨と皮ばかりのステテコ姿が定番ファッション

ほでも、腕相撲やると、ころっと負かされる＿|￣|○
爺も握力90ほどやから、野球の新庄とさほど変わらないので、それほど弱いわけではない。
しかし、畳屋で鍛えた腕にはかなわん。。。

忠臣蔵には、「増上寺の畳替え」という定番シーンがある。
一晩で、数百枚の畳の表替えをやる、というアレね。
古～い忠臣蔵と、わりと新しい忠臣蔵では、その場面が違う。
古～い忠臣蔵だと、畳職人さんの力が漲っており、見てる方にも力が入る。
しかし、新しい方のは、なよなよしてて、針が通せる感じがしない。。。

最近では、畳針を見たことのない人の方が多いやろうけれど、
あれを、畳に、ズブっと突き刺して、反対側まで突き通すのは、並大抵の力ではありまへん。
「突き刺すのはエエけど、突き通すのは堪忍してや～」と、
近所の婆さまが、よう囃してはったなぁ

カラミ酒ちゅうーんでっしゃろなあ・・・酒癖が悪い
ステテコ姿で、婆さまを追い掛けまわすし、男には悪態だらけ・・・o┤´Д｀├o
ジッちゃんの来店した日は、客足が早い。
そんなんやから、飲み友達も、いてはらしまへん。

爺は、土方もしてたもんで、現場の職人さんとは仲が良い。
聴きとうない演歌でも、じっくり聴いてあげてま
で、畳屋のジッちゃんには、エロウ好かれて、唯一の飲み友達。
ほれで、爺が帰ろうとすると、腕掴んで放しまへんねん。。。
エラい力やから、いつも青痣＿|￣|○

ほでも、奥さんから電話があると、いつも、そそくさとご帰還。
実は、お店のママから、こっそり、電話して貰ってたんよ(^∇^)b
そして、帰りがけに、毎度聴かされていたのが、これ、「北国の春」
毎夜、涙を流して唄ってはりました<(_ _)>

正確に尋ねたわけではないけど、どうも陸前高田の近くの出身らしい・・・。
震災後、会っていませんが、どうされたのやらm(｡_｡)m

https://www.youtube.com/watch?v=H-LQEo75tjE