- 名前
- ふうりん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- 若い時は、芳本美代子とか、中山美穂とか……なんて 言ってくれる方はいましたが(^^;...
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あなたに会いたくて……
2012年12月10日 00:10
おさない頃の淡い恋のお話。
私には、幼稚園から中学校までずっと一緒に通った幼なじみの男の子がいた。
5歳の時から15歳までの10年間、何度同じクラスになって、何度同じ係をして。
私とその彼は、家もほど近かったけど、
その10年間、お互いに別の相手と付き合ったり、うわさになったりして
一度も私と彼が付き合うことも、うわさになることもなかった。
背が高くて、小学生の時から陸上部で、ちょっと吉川晃司似の彼。
私は小学校の頃から音楽系の部活で、趣味が全く別だったにもかかわらず
何かにつけて、お互いの相談にのりあったりして、気の合う異性友だちな関係を
中学卒業まで続けて。
高校進学の時に、別々になって、当時はまだ今みたいに便利な世の中ではなくて
電話をするにも自宅にかける、外で待ち合わせをするのも、カレシカノジョじゃないから
何となく変な感じで、いつのまにか疎遠になってしまった。
……でも、言葉を交わすわけではないのに、
いつも、ちょっと遠回りをして私の家の近くを通って高校までの道を登下校していた彼。
会えなくなって、心がポッカリあいて、しばらくして。
私の高校の文化祭の時に、来てくれた時に、お互いのホントの心に気がついた。
「本当はおまえのことが必要だった」
「気付かなくて、ごめん……きっと、私もそうだった」
でも、もう戻れなかった……
違う高校に進んだことで、その時に既に違う方向に進んでしまっていたから……
私が高校を卒業して、進学する時も、応援してくれた彼。
今では本当に心の支えになってくれてたことに感謝してる。
学生時代、親からの仕送りはもらわずに卒業した私。
社会人になって、苦しいことがあって涙することもあったけど。
私が落ち込んで沈んでいると、いつも夢に見て……
「おまえなら、大丈夫だよ。守ってやるから」
夢の中の彼は、いつもあの頃の声でささやいてくれる。
私も素直になればよかった……と、今でも思うはかない想い出。
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大学進学以来、彼の実家は引越したようで、連絡取れず。
今みたいに携帯電話が普及していた頃ではないので、
もう、彼が高校卒業後どこに進んだか、就職したかも分からず……
再会してみたいような思いにもかられるけれど。
はかない想い出は、このままのほうが
美しいままお互いの心に残るのかな
このウラログへのコメント
良い思い出としてとってたほうが良いでしょうね
なんかとても素敵です。
素直になっていたら人生が変わってた分岐点
良い思いでであり悪い思い出でもある
彼との距離が近すぎて、見えなかったのかな?
似たような思い出、ありますよ
同窓会では、会えなかった…
> おにーさん
淡い恋心……古い友人。 自分でもどう受け止めるべきか悩みますね
青春って酷ですねぇ
> ビリさん
焼け棒杭に火が着くか?……どうでしょう(笑)
再会しても、お互いの年齢を再確認するだけだったりして
> kouさん
ですね~ もし再会できたとしても、いろいろな意味で躊躇しますしね
このまま、心の中でとっておいたほうがいいのかな
> ikuyoさん
ですね 表の世界では守らなきゃいけないものもたくさんあるし
心の中になら大事にとっておいても…
> goodjob_futureさん
再会できたとしたら、色んな意味で冒険ですよ
すっごく老けてたらどうしよう。テンション下がるかも。
昔の面影が残ってたら?…いや、ときめいてはいけませんね(笑)
> こうすけ0603さん
そう。確かに分岐点。
あの時に違う道を進んでいたから、今の家族があるんだけどね…
> なまじぃさん
えぇ~ デジに…はきっといないと思う(笑)
九州内にいるのか、いないのかも全く分からないし 探し遂せませんが(苦笑)
> kark_rayさん
幼稚園の時からずっと一緒だったから、意識したこともなかったというか。いて当たり前みたいな…。
次の高校の同窓会では、また別のエピソードのある彼と再会します
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