家族

今回は諸事情により、非エロですがこちら側に書かせて頂く。


私の仕事は、月に6日だけ休みをとれる。

20日で切り替えなので、予定の立て方もちゃんと考えなければいけない。


ウチの相方の休みは、今月残すところ25日と30日。

相方は、前の月までに申請する希望休を3日と、後はテキトーに休みを割り振られるパターン。
今月は既に、市民運動会やら授業参観やらで、希望休は3回フルで使っているＣちゃん。

28日には娘のみーちゃんが、とあるイベントに参加するみたいなのだが、4つはとれないのだ。


なので、今回の私の休みは前半に集中している。

20日～末までの間に、25日、28日、30日と、かなりテンポが早い。

後から7連勤の週になってしまう週があるのだが、まぁそれもＣちゃんと確実に過ごせる日の為にと思ってとったのだ。




少し前、本人から［25日は昼だけ仕事が入った］と言われた。

生活費の事もあるし、こっちはジムに行ったりも出来るし、まぁ快く承諾した。

３時から少しだけのんびりして終わりでもまぁ良いかと。






今日(24日)みーちゃんが熱を出した。

なんとか炎だかエクトプラズマだからしい。

本人が血液検査を怖がって出来なかった為、病名はどちらか分からないままだ。

なので

明日は結局ナシになった。

それどころではない。

25日の仕事を30日と交換したので、日中確実にずっといられるとされた日もそうではなくなった。

更に、みーちゃんの容態が回復しなければ、28日のイベントも当然お休みだ。


唖然とした。

Ｃちゃんの休みに俺が合わせられるのは、毎月21日～末日までなのだ。

だから私は後半辛くなるのを承知で短い間隔で休みを入れたのだ。

１つのハプニングで、今月の全てが狂ってしまったのだ。




だが、おかしかった。

確かにガッカリしたし、愚痴もこぼした。

それなのに、思ったほど怒りの感情は湧いてこないのだ。


Ｃちゃんにはこう言った。

娘の病気で予定が全部駄目になっちゃうのってさ、家族みたいで良いよな、って。

積み木なんて、どんなに気をつけて積み上げていっても、呆気なく崩れてしまう時もある。

だけどさ、それで良い。

守りたいのがそこにあるんだもの。

これから育っていく命がまずあって

これから幸せにしたい人がいて

そして尚且つ自分の為に欲しい物がある

そのために今日もこうして働いているわけで




近所の病院があらかた水曜休診日だった為

少し離れの病院までなんとか親子自転車で来たは良いものの

娘の体力がそこで尽きてしまい、母はタクシーで娘を帰す

連絡を受けた私はアパートで晩飯の途中で、もしゃもしゃしながら了解し、まだ温もりのあるフライドポテトを出来るだけ口の中に押し込み、Ｃちゃんの元へと自転車を漕ぐ

(帰ったら冷めたおいもさんが晩飯だな……)




秘技、右手でみーちゃんの自転車を押しながら自分の自転車を転がす！(漕ぐのは流石に危険)

正直今でもまだ右手に披露が残ってます。握力全開だったもん。

Ｃちゃんもバタバタしながら、Ｃちゃんちの方のアパートへ到着。

すったもんだあって、ようやく冷めたおいもさんと再開。


［チン♪］


ふと、今夜Ｃちゃんが来たときに、こっそり用意しようと思って珍しく買ってきた水菓子を思い出す。

晩飯を済ませると、久々に台所に立ち、恐らく10ヶ月ぶりに包丁を握る。

(まずガス台無いからね、ウチ。冷蔵庫も壊れたまま放置だし。)

しかしまぁ意外と体は覚えているものだ。

私の母と同じようにはいかないが、スルスルっと、途中で2回プツッと切れた程度で剥き終える。


電話で、Ｃちゃんがちゃんと飯を食べたか確認をする。(この時既にＣちゃんちに着いてる)

作る気力も無いからパン食べて終わり、と彼女は言う。

ならば玄関に出て来いと言い、柿と林檎を押し付けてきた。

容器は元々彼女んちの物だったからちょうど良い。

娘が食べるのでも良いから、キミが食べるのでも良いから、とにかくビタミンでも摂取して、栄養あるモン食えと。

すると偶然にも柿は彼女の好物だったらしく、喜んでもらえた。

意外とそこそこ包丁扱えるんだぜぇ。




そんな彼女は、今も付きっきりで看病中であるのだろうか。

退屈しないように、う～んと漫画をレンタルして来た。

［気が向いた］時にしか出来ないのかも知れないが、今日は色々役立てて良かった。




ふぁ……ねむぃ

妹ちゃんへのメールは明日返そっかな(と決めたのでこのログを書き始めて1時間を過ぎました)

おっとりな妹ちゃんの近況はまたいずれ……ぐぅ