- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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5th Kiyosato Part 16
2012年09月23日 23:04
高速道路下のコンクリートの橋げたの下に
車が停車できるスペースがあった。
誰もが考えることはおなじなのだろう
そのスペースに停めた車が
妖しくシェークする姿はいつものことだったし
ちょっと歩けば河原に下りる道があり
水辺の草むらは欲情したカップルには絶好の場所だった。
そしてそこに入ってゆく道は
女の家の窓から朧にうかがうことができた。
もちろん顔などが見えてしまう距離ではなかったから
かまわないのだろうが
またも下着をしとどに濡らしながら
こちらにしがみつくようにして
あえて家近くの草薮にはいりこんでいく女の
復讐にも似た心理がうかがえた。
かすかに風に乗って
あえぎ声が聞こえてくる。
もちろん、露出の傾向がある女だったから
その方向に向かってゆく。
そのとき、あえぎ声を立てているのとは別の
若いカップルとすれ違った。
しっかりと手を握り合い
恥ずかしげに下をむいてしまう姿は
ほほえましかったが
着衣のみだれは尋常ではなく
片方の胸はずれたブラから飛び出し
パンティは片腿にずり下がり
ひっかかったままだった。
男もベルトを締めていないから
しわだらけになったパンツがのぞいている。
どうやら、こちらの姿をみとめて
あわてて中止したらしい。
一瞬、奇妙な気まずさが
二組のカップルの間に流れたが
「あーーあっ、あっ」
というシャウトが金縛りを解いた。
奥にもう一組がいて
まさに乱行の最中のようだった。
「うふふ」
とほくそえんだ女が
こちらの腕にまさにからみつき、先を促す。
「じゃあね。」
そのつぶやきをなげかけて
そそくさと歩み去る若いカップルに
目も向けず河辺におりていく。
あえぎ声が近くなってきた。
「ああ、いい。ああいい。」
その声に混じって
びちゃびちゃ
ぬちゃぬちゃ
という湿った音がかぶってくる。
対岸の灯りがうにゅうにゅとうごめく
二人の輪郭をあらわにしていた。
夢中になっている二人はこちらに気づいていない。
というより、
気づいていても気にしないのかもしれない。
「やらしいね。」
こちらの女がそっとささやく。
「みてようよ。」
とも言う。
また声がかすれてきている。
激しく発情しているからだ。
確かに見せること、見せつけることはしても
こちらが他人の性を眺める機会は少ない。
ハプニングバーもカップル喫茶も
まだ登場しない頃だったから
なかなかの卑猥ショウだ。
いつもこちらがしていることを
逆から見るのはそれなりの刺激があり
ごくりと生唾をのみこむ光景ではあった。
男は40代なかば、女は30代後半、
といったところだろうか。
スレンダーだが胸が大きい。
ブラウスのボタンがすべてはずされ
タイトミニのスカートはまくられていて
片方の腿にだけパンティが
かろうじてぶら下がっているのがわかる。
ななめ後ろからみているから
背後から襲っている男の後ろ姿も見えた。
すでにズボンとパンツは足元にさがり
女の尻に押しつけている佇立したペニスが
ばね仕掛けのように弾むのまで見てとれた。
こちらよりはるかに大きいペニスだった。
女は足元に落ちたブラを
ヒールで踏みつけているのも気にせず
片手で片方の胸を揉み
もう一方の手は短いスカートの中に入れられた
男の手をつかんで動きを同期させている。
こちらにむかって突き出され
妖しくくねる白い尻は
こちらの欲望に火をつけるのに
十分ななまめかしさだった。
「いや、いやこんなとこで。」
「外でなんか。外でなんか。」
「でもいい。でもいい。」
「もっとして。もっとして。」
行為に突入した男女のセリフは皆同じだな
とこちらの女を見ると
その目はまたも爬虫類のようになっていて
吐息は完全に桃色に染まっていた。
こちらの女の手もスカートの中に入り
先方の男女と同じ動きでくねっていた。
「ねえ、ねえ。また吹いちゃうよお。」
「見てるだけでイッチャウ。」
そうささやきながら、視線を注いだまま
しゃがみこもうとしていた。
その動きにあわせて
二人ともかがんだ姿勢になった。
背の高い草の間から覗きを続ける。
これで彼らからは
完全に隠れたかたちになった。
ベンチなどない場所だから
完全に立ったままでするしかない。
なのに身体をつなぐカップルはおおぜいいるとみえて
身を隠した草の根元には
コンドームやそのパッケージ
丸めたティッシュなどがおちている。
脱ぎ捨てられた妖しいパンティまで見て取れた。
他人のことは言えた義理ではないし
昨夜も林道脇にシミだらけのパンティを
マーキングのようにおいてきたのだから…
いつしか男の体勢が変わっていた。
何のためなのかわからないコンクリートの柵に
しがみついている女性の尻の目にひざまづき
自らのペニスをこすりながら
女の性器をなめあげている。
「あ~あ~」
「すごい。すごい。」
たまらず大きな声でよがりだしながら
さらに舐めやすいように腰をおとして
大きく性器をひろげ、大きくくねらす。
ぬちゃぬちゃ
べちゃべちゃ
じゅるじゅる
じゅぼじゅぼ
つい一日前に
こちらの女がたてていた淫音の再現。
かなり長い行為の後は
予想通りフェラチオが始まったが
その頃になるとこちらの女も
快感を求めだしていた。
自分たちが演じるはずのショウが
よもやの先客に先乗りされていたことを
この淫乱な女はどうとらえていたのだろうか?
(続く)
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