- 名前
- ゆり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 気さくなゆりをよろぴく☆ ログも読んでね^^ んでもってアドヴァイスなどもよろぴ♪
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
(オモテの続き)裁判傍聴記☆殺人罪 判決
2012年09月23日 20:11
静寂の中、裁判長が判決文を読み上げる。
裁判長:「判決、求刑三年・執行猶予五年。主文、被告の行った行為はもちろん重大な罪である。
しかし、長年、自分ひとりで夫の介護を続けていて疲れきっていて、困憊していた状況のときであり、
夫が反抗的な態度を取ったという悪いタイミングが重なったための偶発的行為であり計画的なものではない。
夫の死を一番悲しみ一番苦しんでいるのは被告本人で自らの行為を反省し悔やんでいる。
状況が同情に値いするものでもあり、被害者の親族からも『彼女はおじいちゃんに尽くしてくれた』と減刑嘆願が寄せられている。本件は裁判員裁判であるが、裁判員からも同情の声が高い。よって殺人罪としてはもっとも軽量の年数、そして被告のその後の様子を見るという意味で執行猶予を相当とするものである」
ホッとした。
そうだろうな。被告がかわいそう(TT)ずっと大変な思いしてきたんだもん。
夫を大切に思っていて尽くしてきて結果的にこんな別れ方するなんて。
法的にはどうあれ、一番の被害者はこの女性だよ。夫はきっと妻を恨んでいないと思う。
などとウルウルとなりそうになりながら聞いていると、次の裁判長の言葉でいよいよウルル(;;)
裁判長:「これは推測ですが、被告に懲役を科しても誰のためにもなりません。被害者の親族が被告の嘆願を願うくらいだから、被告がどれだけ被害者を大事にしていたかを理解しています。被害者は救急車のなかでずっと被告の手を握っていたというのは救急隊員が証言しています。被害者は被告に感謝こそすれ、恨みなどはまったく感じていなかったようで、被告を懲役刑に服させるのは被害者の望むところではないのではないかと思われます。
それよりも被告はもうこの年齢です。余生は被害者の冥福を祈りながら静かに送ることこそが、被害者の望むところではないかと思われます」
-閉廷-
廊下に出ると、すぐ近くに被告と弁護士が立って話していた。
被告女性:「先生、ありがとうございます。先生とみなさんのおかげで助かりました」
弁護士:「いや、ぶっちゃけた話、貴女みたいな被告は助けやすいんですよ。大抵の人が貴女を気の毒に思う。ご主人を偲んで静かに生きてゆけばいいだけです。心の安らぎを得てください」
そうだろうな。こういう案件は犯行までのいきさつが十分に理解できるし、被告を思いやることもできる。
被告女性、心の傷を癒してほしいな。亡くなったご主人のためにも。
それにしてもG原さんの弁護士はこの弁護士と比較にならない大変さだろう(><)
誰がG原さんの弁護士になっても一緒。あないにごねる被告は始末におえない。
G原さん弁護士、きっと早くG原さんに脅迫と恐喝の罪を認めて反省していると言ってほしいだろうな。
このウラログへのコメント
善人の贖罪と言うものは、難しいものなんでしょうね。
まさに彼女の心が癒える事を願います。
> しろからすさん
善人ほど自責の念に苦しむものです。
犯罪者は特別な人間じゃない、普通の人なんだという典型例の裁判でした。
コメントを書く