南の国のプールでの出来事！

昔付き合っていた女性とバリへ旅行したときの出来事です。

泊まったホテルには、プライベートビーチがあって、そのビーチの横には大きなプールがあります。そしてプールには、バーカウンターがあって、さすが、滞在型の有名ホテルです

宿泊客も、比較的余裕のある人達で、プールサイドで静かに愛を語り合ったり、本を読んだりと、とても快適な雰囲気が流れていました。

バリの日差しは日陰でも強いので、焼けた肌を冷やすために、誰も入っていないプールに僕たち２人が入ることに。

彼女は、ド近眼なので、コンタクトをしていたから浮輪に捕まってプールへ。僕は、彼女の顔に水が掛からないよう、浮輪を静かに引っ張っては、彼女の側に寄り添い、バリに来て良かったよね−−などと語り合っていました。彼女も快適な顔をして、引かれる浮輪に体を預けた状態でプールの中を移動。

気がつくと、もう一組の日本人のカップルがプールで同じように浮輪を使っていました。僕は気にも留めずに、静かに浮輪を引き、プールを往復したので、ビーチチェアに戻りました。と彼女が一言
−−−−（プールに一緒にいた日本人の）あの彼女は、私達にライバル心を燃やしていたわ。

意外な一言だったので、えっ?と聞き返すと、

私達に対抗していたわ。だって私達のを真似て浮輪使っているし、しかもさぁ、何かといえば、あの彼女、私を見ていたの−−と。

いやはや、彼女の言い分が正しいかは分かりませんが、知り合いでもないので、どちらも、こんなところで対抗心を燃やさなくてもねー