- 名前
- 更紗
- 性別
- ♀
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- コスプレイヤーではございませんので、悪しからず(^^;
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前回の続き
2012年05月16日 23:59
さて、5月1日。
ウチが起きた朝の9時。
両親が硬くなったご主人様を洗っておりました。
綺麗になってタオルにくるまれ、棺代わりの発泡スチロールにおさめられたご主人様に
「行ってくるよ」と声をかけウチは出勤。
3時ごろ、弟が到着したのかの確認の為に家に電話。
弟は無事に到着後、同級生の散髪屋さんに出かけた、と。
そして「お父さんが花を取ってきて敷き詰めてくれてね、花畑にいるみたいよぉ・・・」と母上の涙声。
夜7時に帰って見ると、椅子の上に作られた小さな祭壇の上の白い発泡スチロールの中、
可愛い花たちの中でご主人様は眠っているかのようで。
で、8時に葬儀屋さんが火葬車で来て、祭壇を見て「立派ですねぇ・・・」と驚いた様子。
そして細かい説明を聞き、火葬が終わるまで1時間位かかる、とのコトでその間に夕食。
帰ってきたご主人様は、トレイの上に体の部位ごとに並べられとりました。
「コレが頭、こちらが背骨からお尻にかけて、こちらは足ですね・・・」と。
薬でやられてスカスカになっとらんかと思うとりましたが、えらい綺麗に残っとりました。
骨に影響が出るまで時間がかからなかったせいなんかなぁ。
驚いたのは、爪と歯。
人間の爪って炭化してまうモンやけど、猫のは残るんやて。
ちっこいのが歯も爪も残っとって。
そして意外と太くてしっかりしとったのが足。
流石、元名ハンター。丈夫な足腰してたんやね。
家族皆が喜んだのがしっぽ。
「あ、しっぽがちゃんとある!」との言葉に、葬儀屋さんのお兄さんも安心した様子で(^^;
ご主人様、見事な団子しっぽやってん。
が、葬儀屋のお兄さんはそれに気づかなかったらしく
「いやぁ・・・いくら探してもコレしか見つからなくて・・・短いコだったんですね(^^;」と。
・・・・花に包まれとったら分からんわなぁ・・・・。
で、ご主人様を1つずつ骨壷におさめながら、母上が泣きながらの思い出話。
「メジロを取ってきたトキには『コレは駄目でしょ!』て言ったんですけどねぇ・・・」とか
「TV見て泣いてると、必ず膝の上に来てねぇ・・・・」とか。
ココでちょっとしたアクシデントが発生。大腿骨が骨壷に入らねぇ・・・・・。
慌ててもう一回り大きい骨壷を、車に取りに行くお兄さん。
よほど慌てたのか、スリッパを履き間違える(^^;
まぁ、そんなコトはどうでもええんやけどね。
で、お墓・・・というか納骨堂の説明を受けて終了。
今回、葬儀屋さんを探したら4件見つかりまして。
ココに決めた理由ってのがこの納骨堂ゆえ。
なんと歩いて行ける距離にあるお寺さんを薦めて貰える、という。
我が家のご主人様はまだ5匹おりまして。
共同のにはまだ入れず、まず個別のにしてもらうて、皆揃ったら共同のにおさめようか、と。
あまり考えたくは無いねんけど、他のコも12歳と13歳。
まぁ、もって数年やろうと思うし。
が、思いもよらぬマサの提案。
「このまま家に置いておこうよ」と。
個別で一人ぼっちってのも可哀想やし、皆と一緒に、て。
・・・や、気持ちはわかんねんけど・・・。
最終的には骨壷5つ並ぶコトになんねんで?ソレってどうなのよ??
そんな訳で、このご主人様はまだ我が家におります。
おまけ。
この5月1日、実はマサ、また明け方に公園に連れて行ってくれたんやて。
そして、草の上に寝かせてくれたらしいねん。
まだ意識はあったらしく、やっぱりキョロキョロしとったって。
で、帰宅後8時半ごろ、4~5回、嘔吐するかのようにえづいたかと思うたら、そのままスー・・・・と。
大好きなお母しゃん(ウチの母上)に看取られて逝ったとのコト。
安楽死を選べなかったのが良かったのか悪かったのか、一生悩むコトになるやろうと思う。
動物って「死」の概念が無いと思うねん。
せやから、例え「安楽死がええ?」と訊けて答えてくれたとしても
「死って何?」て。
意識がある以上生きようと頑張るモンやと思うとるウチ。
けど一方でラクにしてあげたい、とも勿論思う。
難しいよな。
とりあえず、ご主人様には「頑張ったね」と「ありがとう」を。
そうそう、猫を飼うてる方、お口が臭くなったらご注意を。
口内炎や歯周病が、ご主人様みたいに内臓からくるコトもあるらしいで。
今度は明るい話にしたいなぁ・・・・・。
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