【妹ラブ！】バレンタインの思い出

「バレンタインデーなのだっ！核攻撃に備えてシェルターを掘るのだっ」
わかった～。
庭に穴を掘る兄妹。
「あらあら、どうしたの？」
それを見つけた母さん。
「バレンタインなのだっ核攻撃なのだっ！シェルターなのだっ」
「あらあら、それは大変ね～。でも大丈夫よぉ～。母さんと父さんがふたりを守ってあげるからね。うふふ」
兄妹からスコップを取り上げる。
「でもせっかくの穴だしもったいないわね～。そうだ」
何かを持ってくる母。

「はなの種！」
季節外れの植樹となった。平和の種を植えましょう。

そんな子供の思い出を反芻する。
でも、なんで妹は核攻撃を思い付いたんだろう！

ちゃんちゃん。


「はいこれ」
ツンデレちゃんからあっさり渡される。
「べっ、別に義理なんだからねっ！既製品なんだからねっ」
それより手指、大丈夫？
僕はツンデレちゃんの手指が気になって。なんかいっぱい怪我してるみたいだ。
保健室行こう！
「ほっ、ほほほ保健室/////…はあはあ…い、行くわよ。行けばいいんでしょっ」
なんか熱もあるみたいだ。

「やあ！保健室は満室だよ」
と校医に言われた。放課後の保健室が「満室」ってどういう意味なんだろう？
「見ていくかい？」

なんか怖い。

ちゃんちゃん