- 名前
- たかふみ25
- 性別
- ♂
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- メル友募集の人だけど、ご近所なら逢いたい! メールえっちにおけるイメージプレイが大好...
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【妹ラブ!】節分!
2012年02月03日 21:05
喫茶店。
「あれ?節分なのにこんなところでどうしたのよ」
ツンデレちゃんが偶然僕を見つけて相席する。
「あっ。べっ別に他の席が空いてないだけなんだからねっ/////」
いつものツンデレちゃんだ。
実はかくかくしかじか。
回想。
「あらあら。今日は節分よお~」
「お兄ちゃんは外~♪ふくわうち~♪」
「兄ちゃんが鬼っすか?だじゃれっすね♪では僭越ながら……ダーククリムゾンっ!」
どごおおおん!
きゃー
大量の豆をぶつけられて逃げるのだった。
「ふうん。そうなんだ。冗談とはいえ、ひどいね」
しんみりと言うツンデレちゃん。喫茶店の雰囲気だからだろうか。
「あたしとしたら、鬼も内に入れて欲しいわね」
ツンデレちゃんも家のひとに豆をぶつけられたのか。それともツンケンな性格が災いして不特定に豆をぶつけられてたのか。
「あたしって、何度も転校を繰り返したから、常に余所者なのよ。節分に鬼に豆をぶつけるのは鎖国時代の外国人排斥の名残。排斥された者はたまったもんじゃないわ」
でも現代では節分の鬼は「災厄」の意味で扱われてるみたいだよ?
「そういうのが許せないのよ。余所者は災厄の源とイコールだって言ったようなものよ」
ああ、そうか。
ツンデレちゃんのツンケンした性格はそういう日々への防衛からだったんだ。
ごめん。
「べっ別に謝らなくていいわよ/////あたしが勝手に話しただけなんだからっ。あなたに同情されても嬉しくないんだからねっ」
同情なんて低レベルなものなんか求めてないって声が聞こえた。
ねぇ、ツンデレちゃん。
「なっなによ!/////」
恵方巻き食べに行こうか。
「あっ。あなたの奢りでなら、いいわよ。べっ別に今、持ち合わせてないだけなんだからねっ」
はいはい。
ちゃんちゃん
「兄ちゃん、帰って来ないっすね~」
「いぢめ過ぎたのだっ!!」
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