デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

精液のお話

2011年11月18日 15:07

精液のお話

間の男が一度の射精で排出する精液の量はおよそ2~5mlとされていて、一生のうちに15リットルほどになるという。精液に含まれる精子の量は1mlあたりにだいたい5千万個。だから一回の射精で1億以上の精子を体外へと送り出している計算だ。
 精液というのは、睾丸(精巣)・副睾丸前立腺・精嚢腺からの分泌物の混合物である。その色が乳白色であることは周知の事実であるが、ギリシア歴史家ヘロドトスは『歴史』の中でインド人の男子について、「彼らが女子の体内に射出する精液の色は、他の人種のごとく白色ではなく、膚(はだ)の色と同様黒色である」、また「エチオピア人もこれと同様な精液を出す」と書いている。エチオピア人もインド人と同様の皮膚の色であるから、肌の色と精液の色とは似通うものと考えていたのだろう。
 また、インドの性典として『カーマ・スートラ』などと並び称される『ラティラハスヤ』によれば、兎族は「愛液芳香あり」、牡馬族は「レータスとアストヒの素(=精液)輝き、渇愛あり新出の黄色なる腐臭ある愛液迸り…」という具合で、もうひとつの牡牛族については精液に関する記述がないけれども、種族によって精液の性質にも違いがあると観念されていたようだ。
 精液にはさまざまな呼び名があり、わが国では古くは淫、腎水、精汁、津液、精水、たまみづ、しらみづ、白濁、なまふ、ところてん白酒とろろなどと呼ばれていたが、いわゆる「先走りの水」(=カウパー腺液)との区別は曖昧だったようである。ちなみにドイツでは、その独特の臭いのゆえに「カスターニエンブリューテ(栗の花)」とも称されているという。

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

トヨタ自動車

  • メールを送信する
<2011年11月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30