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オモテの続き G原さんと検事の論争

2011年10月25日 22:41

G原さんは、恐喝被害者にも盗難詐欺片棒をかつぐように持ちかけたのか。
K原さんと同じように利用しようとしたが、この被害者は断ったんだな。

G原さんの抗弁が始まった。
「そのような行為は身に覚えがございません。確かに私は知人を介して原告氏と知り合い、親しくなって一緒に海外へ行きました。そのときに原告氏から『現地の悪い人たちに脅迫されている。以前にこの国へ来たときに酒場で裸で踊っている写真を撮られた。それをネタに脅されている』と話を聞きました。私はその悪い人たちと連絡をつけてもらい彼らに会って写真を取り返しました。帰国してから原告氏は『これはお礼です』と連絡をくれて口座にお金を振り込んでくれました。原告氏とはその後まったく会っていずお互いに音信不通です」。

検事質問。
「つまり、脅迫して入金させたのではなく、原告氏が自発的にお礼として入金したのですね。ではななぜ原告氏は恩人である被告告訴したのか想像できますか?」

G原さん抗弁。
「まったく見当がつきません。こんなことされる筋合いがないです。しかし、思うに、人の心は日々変わってゆくもの。5年前は私に感謝していたが、今になってお金が惜しくなってきたのかもしれません。あるいは5年後に私を陥れるつもりで、原告氏と現地の悪い人は元々グルだったのかもしれません」

弁護士の出る幕がない(・・;)検事被告が対等にやりあっている。
さすがG原さん、昔取った杵柄というか場なれしているのだ。
と、関心している場合じゃないっつーの(><)

G原さんの抗弁は続く。「検事、私が帰国してから原告氏を脅迫して入金させてという件ですが、その帰国してからの脅迫の日時と場所を特定してください。それから私の勾留理由と基礎理由が違っているようでしたので、私は何の件で代用監獄に拘留中なのかを質問書にして送っています。印紙を貼らなくてはいけなかったのですが、料金が不明だったのでそのまま出しています。到着したら請求してください」。

弁護士がそのとき初めて口を挟んだ。「G原さん、そういうのは先に私に言ってくれないと、検事にお願いします。その質問書が到着したら一旦私に戻してください」。G原さんが答える。「先生の手をとらせるほどのことではないと思って」

年配の弁護士が複雑な表情を浮かべていた。
いやはや、世話のかからん被告や~と、勝手なことされるとこっちが驚くがな~が入り混じった表情である。
この弁護士は国選だろうか?

二度目の脅迫の日時場所調査が以後の課題となって閉廷。

G原さんが退廷の際にU原さんが、だだだと前に走りよって「G原さん、私、元気にしています^^」と話しかけた。

私が「U原さん、声をかけちゃだめです」と立ち上がって言うのと、警察官がU原さんの前に立ち静止するのがほぼ同時であった。

U原さんは「終わってからも話しかけちゃだめなんだ。えへへ」と無邪気に笑っていた。
当たり前やがな~(~_~)

私とU原さんも退出した。

一緒に裁判所を後にして歩いていたU原さんは「G原さんどうなるんだろ?G原さんには子供を可愛がってもらったこともあるし私もかばってもらったこともあるし、ホントに相手を脅したのかな?」と哀しそうな表情で言っていた。

(おそらく原告の言うことが本当だよ。G原さんが隠し撮りしてそれをネタに人を脅したんだ)と思ったが、それを言っていいかどうかためらった後に私は決心した。
「U原さん、それを調べるために裁判しているんだもん。真相はこれからはっきりしてくるでしょう。成り行きを見守るしかないです」。

U原さんと私は駅で別れた。U原さんはG原さんが無実で原告に嵌められたと思っているのであろうか?しかし、私はこれまでのG原さんの傾向で確信を持っている。原告の言っていることが真実。現地の悪い人に隠し撮りされた写真を取り返したというG原さんの進言は虚示であると。

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