- 名前
- みえだ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 愛猫によく脚などを、舐められています。年齢の割には若いです。ミニスカートかショートパ...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
考え事
2011年08月05日 23:34
今夜は早くから研究室にいる。何をしても気が散る。仕方ない、夜食でも取るか…。
インスタント焼きそばを食べながら、さえぐさ君と吉野君のことを考えていた。さえぐさ君は本当に素晴らしい男だけど、いつも一緒だから自分の時間と空間がない。吉野君は学生時代から20年近い付き合いだから、いまさら恋愛対象にはならない。
『薫ちゃん?』
いつの間にかさえぐさ君が来ていた。考え事するタイミングすらない。
そして院内携帯まで鳴り出した。もちろん吉野君からだ。
『…分かった。今から行く』
私はすぐ戻るとだけ言って、研究室を出た。
『よ!悪いな、呼び出して』
『俺、今夜の夜勤でヘルプはおしまい。携帯に連絡するから、またデートしようぜ』
『お疲れさま』
『俺も言えないけど、薫も随分太ったな。また触らせろよ!』
『まったくもう!研究室に戻るね』
外見は反町隆史なのに、話すことがシモに近いのが、吉野君の欠点。
研究室には気分よく戻れた。
『真澄ちゃん、ちょっと飲まない?』
『俺はいいっすけど、薫ちゃんはヤバイっすよ』
『じゃ私は紅茶にラム酒入れるよ』
胸の内が楽になり、いつもの私には戻った。そのせいかさえぐさ君も笑顔になっている。
ソファーに並んで座り、肩を抱かれながらくつろいで、やっといつものように飽きるくらいキスをして、そのままベッドイン。
ようやく自分の心が見えてきた。
このウラログへのコメント
元の鞘に戻って良かったね。今は他からの誘惑(吉野君、外科医)断ち切って三枝君一本が望ましい!
> みちぼ-さん
吉野君とは友達、さえぐさ君とは彼氏に落ち着きました台風はもう少しの辛抱ですね被害もなく安心です
ほほーー やっと元通りになりましたか?? こっちもホッとしてしまいますよ!!
> たんちゃんさん
何となくしっくりこないのは、私だけでしょうか?
コメントを書く