- 名前
- チナツ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 45歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- 裏(*´▽`*)キャ
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バースデー
2011年04月25日 00:41
彼の誕生日
チーズケーキを作った
手作りするのは好きなんだけど今までなかなか渡す機会がなくて
当日渡すと怪しまれるし
甘いもの好きかもわからなかったし
でもココのところちょっとづつ仲良くなれてきてるから
渡す日にちををちょっとズラして
あんまり甘くないビターチョコを混ぜて
作って会社に持っていった
彼と二人になれる土曜を狙って…
なかなか、さ。渡すってなると緊張しちゃって
私「◯◯さん…(←彼の名前)」
彼「はい?」
私「あのー…」
ガチャ「△△ちゃん(←あたし)ちょっとーいいー?」
私「あー。はい。…すいません、後でいいです」
彼「うん」
とか、ドラマかっ!てタイミングで誰かが入ってきたりとか…
いざ二人になったかと思うと彼宛に電話の嵐だったりとか…
そんなこんなで帰り際
もう別の人にあげようかなとか、もって帰って捨てちゃおうかなとか
後ろ向きになってしまったりしたんだけど
パソコンの電源を落として、「かえりますよー」って声をかけようとしたとき
「ちょっと書類取ってくるから待ってて」
かれと打ち合わせしてたおっさんが事務所を出て行った
突然ふたりきりになる
私「まだまだかかりそうなんですか?」
彼「うーん。T主任と9時コースかな」
私「そっか。2時間は待てないなぁ。かえりまーす」
彼「ういっす。おつかれっしたー」
私「おつかれさまでした」
帰ろうとロッカーの鍵を右手に握る
あとは部屋を出てくだけだから彼は後ろを向いて仕事を始めた
机の下に置いておいたチーズケーキをラッピングした袋が眼に入る
渡すチャンスかもしれない、今日、最後の。
私「…◯◯さん」
彼「んー?」
仕事の話だと思ったのか書類から目を離さず返事だけをする、彼
私「……あの」
彼「…」
私「…おなかすきません?」
彼「ん?」
私「んと、ケーキ食べませんか?」
彼「ケーキ?」
書類から目を上げる彼
ゴソゴソと机の下から袋を引っ張り出すあたし
私「はい。」
彼に手渡す
彼「あー?ありがとう?」
私「あの…。ほら。お誕生日で…しょ?ですよね?」
彼「えっ。」
私「ちがいましたっけ?」
彼「覚えててくれんだ」
私「日にち忘れちゃったんですけど。いつだったっけ?w」
彼「火曜だよ(w」
私「ちょっとフライング気味の、オメデトウゴザイマス」
彼「ありがとうw」
私「チーズケーキなんですけど。レアチーズ。」
彼「おー。ダイスキな…。」
私「ほんとかなw」
彼「ほんとほんと」
私「あんまり甘くないの」
彼「へー。」
私「でも一個は多いですよね。半分T主任にあげてください」
彼「嫌ですww」
私「食べれないよ?そんなに。」
彼「たべる」
私「無理ですって。おっきいもん。なんも考えないでデカイまま持ってきちゃったし。」
そこでT主任戻ってきた
T「なにしてるんですか?」
彼「なんでもないですよ」
T「おかしみたいだけど?」
彼「買ってきてって頼んでたんですよ」
そそくさと袋を自分のかばんに詰める、彼
T「ふーん」
彼「有名なとこのなんですよ」
T「ふーん(ニヤニヤ)」
・・・ご、ごまかし方が不自然すぎるwwwww
私「じゃあ、あたしは帰ろうかな、お二人の邪魔しちゃ悪いから」
彼/T「おつかれさま」
帰ろうと事務所を出たら別件で呼び止められて
下のフロアで一個書類を作らせられた
書類も作り終わって一回事務所に戻るとポツーンとT主任がいた
私「◯◯さんは?帰った?」
T「しらない、どっかいった」
私「おいてきぼり?」
T「うん。最近あいつキレるんだよ」
私「イライラしてらっしゃる?」
T「こわいねぇ」
私「いろいろ溜まってるんじゃないですか?」
T「△△ちゃんはたまってないの?」
私「がっつり溜まってますよー」
T「飲みに行こうか。聞いちゃるよ」
私「うふふー。今度いきましょうねー」
と、T主任をやんわりと交わして
帰ろうとすると
帰り際の道すがら、彼の姿が…。
彼「おつかれさまでした。」
私「おつかれさまでー…あれ。打ち合わせ終わったんです?」
彼「まだ。」
といいつつ、彼もロッカー方面に歩き出す
私「T主任おいて帰っちゃおうかw」
彼「帰ろっかw」
私「ふふ」
彼が工場の出口のシャッターを開けたので、降りるまで見送ろうとすると
シャッターが降りきっても彼はこちら側に取り残されたままだった
彼「ケーキありがとう」
私「いえいえー(照」
彼「ちなみに何処のケーキ?有名のとこのだったら知っときたいなー…と」
私「えっと。あたしが、作ったの、、」
彼「へぇ~?」
私「なにその意外そうな顔は…」
彼「作ったりするんだ?」
私「えー、…うん…。」
彼「(ニヤニヤ)」
私「(なんか恥ずかしくなってきた)…美味しくないですよ」
彼「w」
私「…ほんとに。いや…なにー?もう…」
彼「あははw」
私「もう。かえして。T主任にあげるから」
彼「それはダメ」
私「なんか変な目で見てたし。T主任にあげるから、かえして」
彼「ダメww」
帰ろうとしたら
ロッカー行く途中まで送ってくれました
途中で無意味にエレベータ載せられてチューしたけど
エレベータ乗って上まで行ってそのまま閉まるボタン押して戻ってきたよwww
ちなみに
「カモフラージュのためにT主任にもチーズケーキ作ってあげようかな」って言ったら
「手作りケーキとかあげちゃ絶対にダメ」って言われました
いいじゃん別にー
とか思いつつ
嫉妬かしら?
と思うと顔がにやけてしまうのでした
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