第七話男は女に何を求めるのか

そして二度目の朝男はベッドでまだ寝ている。女は男の寝顔を見ながら、このまま時間が止まればいいと思う。そして男は目を覚ます。朝の軽いキス、女は顔を赤くする。男はバーの待ち合わせの日を女に約束した、女は安心した、これで行きずりの恋じゃなく本当の恋が始まると、その日の女は仕事も夢中に明るく過ごす。そして男と会う日が待ち遠しくなる、これが恋の始まり何だと、女は思った。男と女の関係はその後一年間続いた。しかしある待ち合わせのバーで約束無しで行ってしまった為女は見てはいけない光景を見てしまったのだ。それは女にとって裏切り行為なのか、それともたまたま、何かあっての事情なのか、女は考えながら店を出る。また明日につづく