- 名前
- コウタロウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 長野
- 自己紹介
- スリム系~ 何がって?体がですよ・・・ 年齢関係なく絡んでください。 よろしくです!...
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そりゃそうでしょう!
2011年04月01日 21:49
「福島第1原発の20~30キロ圏内に残っている病院の患者を搬送してほしい」。同原発2号機と4号機で爆発があった翌日、福島で活動していた静岡県の緊急消防援助隊にそんな依頼が来た。依頼主は総務省消防庁。事前に同庁から放射線対策の指示を受けておらず、備えもなかった静岡側が搬送を拒否すると、市民から抗議や批判が相次いだ。だが、混乱した状況下の判断に理解を示す消防関係者もいる。【山田毅】
【原発復旧作業の実態 写真つき】食事2回、夜は雑魚寝
静岡隊を指揮していた静岡市消防局によると、総務省消防庁から電話で要請があったのは3月16日午後4時ごろ。福島第1原発では前日の15日、2号機と4号機で爆発があったほか、原発周辺の放射線量が急上昇。16日朝は3号機で白煙が上がっていることが確認された。消防庁の要請を受け、静岡市消防局内は騒然となったという。
当時、福島へ派遣されていた静岡隊(2次隊)は、浜松市など計22消防本部に所属する190人。静岡市消防局の担当者は関係する消防本部に電話し、意見を求めた。「具体的な情報がない」「十分な装備もないのに、隊員の安全は大丈夫か」
返ってきた答えはそろって派遣への不安だった。
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東日本大震災が起きた11日の夜、静岡県は消防庁から被災地への派遣指示を受けた。県内20消防本部から計186人を急きょ招集し「緊急消防援助隊」(1次隊)を編成した。
静岡市消防局によると、消防庁の最初の指示は「福島県に入ってくれ」。具体的な行き先は告げられなかった。福島県いわき市に向かうよう指示があったのは、とにかく東に向かって消防車など計28台を走らせていた時だった。
1次隊はいわき市で生存者を捜索するなどの活動をし、15日朝に2次隊と交代した。午前11時、菅直人首相が記者会見し、第1原発から半径20~30キロの範囲内の住民に屋内退避するよう求めた。だが消防庁から静岡側に放射線への備えについて指示はなく、2次隊は感染防護服など災害時の通常装備をしていた。山田喜一隊長は「原発の30キロ圏の外で活動すると聞いていた。隊員にも放射線については特に注意はしなかった」と振り返る。
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「出動するには隊員の装備が不十分です」
17日朝、静岡市消防局の担当者が消防庁に電話をし、要請を断った。
当時、山田隊長たちは福島県相馬市の磯部地区で生存者の捜索や遺体の収容作業にあたっていた。集落を津波がそっくり押し流し、一帯は泥沼。隊員たちは手でがれきを持ち上げ、人の姿を捜し続けていた。
18日朝、活動拠点の福島県消防学校で放射線の防護服が配られた。理由の説明はなかった。山田隊長は「現地の災害対策本部から念のために配られたのだと思った。防護服を着てどこに行けと任務を与えられたわけでもなかった。現場は情報が少なく、20~30キロ圏内がどんな状態なのかまったく知らなかった」と振り返る。消防庁の出動要請を知ったのは同日午後、静岡に戻ってからだった。
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出動要請をめぐる静岡市消防局とのやり取りについて消防庁の担当者は「現場の情報を提供し安全管理をするから活動してほしい、と要請した」と話しており、静岡側の説明と食い違いが出ている。
要請を拒否したことがメディアに報じられると、静岡市消防局に抗議や批判が相次いだ。同消防局の中野達也総務課長は「多くのおしかりの電話を受けた。情報がない中、過敏に反応してしまったかもしれない。反省している」と話す。
◇岐阜・群馬も拒否
福島県内の消防隊は屋内退避区域となっている20~30キロ圏内でも活動を続けている。ただ当時、静岡隊とともに福島に入っていた岐阜県と群馬県の緊急援助隊も、消防庁の出動要請を拒否した。唯一ヘリの出動に応じた滋賀県防災危機管理局の担当者も「現場の安全管理を徹底してほしいと念を押しての活動だった。放射線への安全管理は現場任せで、対処するのは難しい。他県の隊の判断は理解できる」と言う。
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静岡市消防局に24日、改めて消防庁から第1原発30キロ圏内の活動要請が来た。今回は防護服を事前に用意し、除染ポイントも設けると伝えられた。市消防局は要請を受け入れ、静岡隊は派遣現場で出動命令を待っている。中野課長は言う。
「期待に応えたいという思いは、どの県の隊だって同じです。今は出動しなかったことではなく、これから現場で何をしていくか。そちらに全力を傾けたい」
■危険地帯で情報もないのに、
いけませんよ!!
静岡でなく福岡の消防隊に言うならまだしも・・・
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