ギフト

NHKの教育にそんな番組があります。
正確に記載すると「ギフト～E名言の世界～」。

内容はというと、あるテーマを元に
歴史上の偉人達が残した名言の数々を英語で学習していきます。
英語に拒絶反応がある人にも分かりやすく、
かつ勉強になるいい番組だと思います。

ナビゲーターは紺野美沙子さんとロジャー・パルバースさん。
紺野さんはいくつになってもお美しい…。

私が見たテーマは「愛」について、でした。

さまよえる愛の騎士ｗの私としては
ちょいと興味が沸くテーマでございます。

以前にも私の中で様々な解釈をしてきた「愛」ですが、
歴史上の人々はどんな風に感じ、解釈してきたのでしょう。

原文ではちょっと覚えきれなかったので、
日本語で要約してお送りします。

まずはシェークスピア。

どのくらいと言うような愛など卑しいものだ
（アントニウス）

これはアントニウスとクレオパトラが恋に落ちたときに
クレオパトラがどれぐらい愛しているの？と
アントニウスに聞いた時の返事です。

無限の愛、ってことでしょうか。

なおこの答えにクレオパトラも機転の利いた台詞を
返していますね

ならばそのどれくらいの愛について私は知るべきだわ

…ラブラブですね。


次に日本、宇野千代さん。

長くゆるい恋が長続きするコツ

結婚の時によく言われる台詞のようです。

確かに燃えたぎる恋は一見派手で周りから見ても
いいな、と思えるときもあるのでしょうが、
長続きしない。

それならば会話やボディタッチ、嫉妬ややっかみなども
含めてコミュニケーションを取り続ける…。
情熱的なときもあれば、とろ火のような時もある。
それがいいのではないか、と
伝えているわけですね。

…メモメモっと。

以下、駆け足。

まったく恋をしないより恋をして敗れた方がいい
（テスニン）

…その通りです！！

この世で恋ほど甘いものはない。
恋の次に甘いものは憎しみである。
(ロングフェロー）

…怖いぞ。

恋とは愛らしい一輪の花である。
しかしそれを摘むには危険な崖の淵まで行く勇気を
持たねばならない。
（スタンダール）

…時には必要ですね。

本当の恋は一度きり
（解説者一同）

…さみしいけど、これ本当の話なのよね



とまあこのようにして色々と名言がでまくります。
さすがNHK。

英語で知的探求をする方も、
とっさの一言で皆さんの尊敬を受けたい方も、
歴史上の人物の含蓄に興味がある方も、

肩の力を抜いて楽しんでみてはいかがでしょうか？

最後に私が個人的に納得した名言を
皆さんに伝えて今回のコメは終了です。



深く愛することの出来る人だけが深い悲しみを体験できる
（トルストイ）

愛はその人の価値観そのもの。
どれがいいとか悪いでは絶対ありえません。

情熱的な恋も、遠くから見つめる恋も、
精神的な恋も、肉体的な恋も、

全ては恋している人間が繋がりあっている事を
実感する事。

いい人に出会えた奇跡。
相手と分かり合えた奇跡。

それは決して偶然じゃないハズ。

人は何度も恋し、思いを伝え、
人生の楽しみを共有できるパートナーを持てる力が
あるのですから。

悲しみもその一つ。
逆説的だけれど、それだけ愛していた事を
実感できるのだから…。


皆さんもいい恋しましょう！
必ず出来るんですから！！

そう信じている私です。


では、また。