派遣はそんなに悪なのか

派遣から正社員への就職は厳しいらしい。ネットで適当にググってみるととりあえずいくつか出てきた。
　
（例１）正社員の場合、経験、職歴、社歴を重ねるにしたがって、仕事の量・範囲も増え、責任も増大します。

（オレの答１）いやいやいやそこは派遣と正社員で同じだから

（例２）一方、ほとんどの派遣社員は、仕事の量・範囲があらかじめ決められていて、それだけをこなしていればいいわけです。さらに派遣の仕事は単純作業が多い。仕事の範囲が広がって難易度が高まっていくこともない。同じ仕事を繰り返しているだけでは成長も進歩ないですよね。

（オレの答２）この馬鹿は派遣の現状を知らないのね。いわゆるステレオタイプ。

とは言ってもコレが社会のコンセンサスということか。オレがいくら吠えても愚民には届かないのよね。
　
オレ自身の経験だと派遣で仕事内容が変わるなんて当たり前。そこでいちいち営業を通して「仕事内容が変わったので契約内容（給料）見直してください」なんて言っても相手にされんてば。厄介な奴って扱われるだけよ。
　
また、これは一般派遣と特定派遣でも違うわな。いわゆる派遣会社からフツーに派遣されるのと、A社の正社員が業務委託としてB社に出向する特定派遣、この２つではまったく別物。なんにせよ「派遣の仕事は単純作業」って言い切っちゃうのは、世の現状が見えていない馬鹿者の戯れ言よね。
　
正社員であれ派遣であれ、仕事できればいいんじゃね？それに応じて給料決めればいいのに、最初の契約で決めちゃって評価制度が適当だからダメなんでしょ。正社員は適当にやっても自社の業績が伸びてけば昇級していくし、派遣はどんなに頑張っても最初の契約以上になることはほとんどない。中には正社員として登用される人もいるけどそれは極めて稀な例。
　
オレも派遣の身でで何とか３０代の平均年収よりちょっと上くらいになった。けどこのまま上がらないんなら続ける意義が見いだせない。当たり前のことですね。プロフェッショナル、と言えば聞こえはいいけど。