死んでたまるか

職場でミスをした人への叱責の様子。「何でミスしたん？」と聞いて、「業務が多くて手が回りませんでした」という回答に対してブチキレた模様。
　
「忙しかったからミスしたって言ってる？」
「忙しかったらミスしていいんか？」
「おい、コイツの仕事減らしたれや」
「忙しくなかったらミスせぇへんのやろ？」
「お前さ、それで（仕事減らして）ミスしたら・・・殺すぞ」
「まじ次ないで。殺すで」
　
この辺でミスをした本人も間に「すみません」と言っているのだが
　
「すみませんてなんゃねん意味わからん」
「オレらの仕事はそんな簡単にできるんか？」
「そんな簡単な仕事ならオレがやったるわ。お前いらん」
「なんでその質の低い仕事でカネもらえんの？」
「どーすんのお前」
　
この後も延々と暴言パワハラ祭りは続行。しかも酒の席ではなくほぼ全員そろっている午前中のオフィスでの出来事です。
　
確かにミスした人、軽々しく仕事してたし、それを反省している様子も無かった。でもね「殺すぞ」はあり得ないと思うのですが。関西では普通の会話に出てくる単語なのかもしれませんが、それって英語の「Fu●k」と同じで言っちゃいけないと思うのですが。
　
コイツの説教っていつも狡猾なやりかたするんですよね。例えばミスをした人に対して、「絶対間違えない自身があるならお前のやり方でやれや。今後どうすんの？」みたいな言い方。
　
それって「はい」と答えたら「ほぉ～。絶対間違えないんだなてめぇ。もし次やったら殺すぞ。」ってなる。「いいえ、自分が間違ってました」って答えたら、「何で間違ってるってわかってるのにやったん？理由聞かせて。」ってなるんだな。Yes/Noで答えられるように仕向けているけど、どちらで答えても相手は否定するように作られている。
　
いつも「ミスはいいんだ。誰だってするから。でも次にしないことが大事だからそこを考えてほしい。」と言っているけど、聞いててあんま説得力ないんですよね。確かにミスをする人間て軽々しく仕事していることが多いけど、そういう人に対して上記のパワハラ型説教って効果ないと思うんですけど。説教をした側に「シメてやったぜ」みたいな満足感は残るとおもうけど。
　
普段から「仕事に厳しいから」「叱ることが大事」と仰ってますが、「殺すぞ」は自分の怒りをそのままぶちまけたパワハラに過ぎないと思います。これでも一部上場企業の会社員です。そして日本有数の大規模プロジェクトです。そしてワタシはあまりミスをしない方ですが、殺されたらたまらないので辞める判断で正解だと思います。仕事で死んでたまるかってーの！