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野田聖子に思う
2010年08月26日 22:16
野田聖子議員の五十路ご懐妊のニュースを朝からTVで報道しています。
子供を持つ権利は誰にでもあるのだろうし、子供を欲しいと願う心は自由でかまわないと思います。
ニュースは洗濯物を干しながらの聞きかじりでありましたが、彼女の議員活動が不妊の一因でもあったらしいですね。
何度かの体外受精をアメリカで受け、めでたくご懐妊の運びに。
いつも体外受精のニュースを聞くたびに、貧乏人として思うのは、「金持ってると人まで自由に作れちゃうんだな」ってこと。
夫婦が子供を欲し「家族」を成すのは当たり前のこと。
子孫繁栄。日本国民を未来へ受け継いでいくごく当たり前で、すばらしいことだと思います。
しかし、その一方で不妊に悩む夫婦も増え続けているのも事実です。
私もまぁ昔になりますが、その一員でした。
私は子供の頃から月経不順で大人になってからもそれは続いていました。
早い頃から産婦人科通い。
若年層に「内診」という行為はかなり精神的にキツイものがあります。
ホルモン投薬。体に合わないと色々な不調が出てきます。
頭痛がしたり吐き気が続いたり、発疹が出たり、ひどいだるさに襲われたり。
今でも「なぐさめ」程度に薬を飲んでいますがやっと慣れた感じです。
でも、私の体はその体外受精という治療をとらないと妊娠は出来ないと診断されました。
しかし、それも100%ではありません。
他の持病を持ち、家族の事情があり、経済的にも厳しいこの選択をすることは私には出来ませんでした。
この経済状況厳しきこのご時世。
そういうご家庭はうちだけではないと思います。
友人に小学校の教諭をしている人がいます。
彼女は未婚ですが「絶対に子供なんか持ちたくない。教育の現場にいると、つくづくそう思う」と深刻そうに告白してくれたことがありました。
子供は産めてもそのあとの環境が劣悪ならば、かえって子供はかわいそうだし、所得格差が教育格差と直結していて、学力の差になってしまったり、いじめが起きてしまったり、はたまた病んでしまう子もいるそうです。
それどころか、親からの虐待でなくなってしまう子供たちも年間どれくらいいるのか・・・。
想像以上に子供が健全に育つには本当に大変な社会になってしまっているのだなと思いました。
将来に不安を抱えず、心身ともに健康に育つことが出来る子供というのは本当に一握り・・・ということですね。
体外受精で悪く言ってしまえば「無理やり」生まれた命が幸せになる保証もないわけですが・・・。
子供を持つのを願うことは自由。
でも野田議員に言いたいことは、単に喜びに浸るだけでなく、「産み、生まれること」に関する世の中の現実を「議員」として受け止めて欲しいということ。
「子供を持つ」「教育する」ことに金銭的不平等があってはいけないと思うし(もちろん自由意志を尊重した上で)、「子宮頸がんワクチン」もすべての女性が貧富の差なく受けられる社会。
(一回1万円以上の注射を3回か4回打たなくてはなりません。私の行ってる産婦人科では保険適用外)
しかし、子供を持つ側にもそれなりの責任を。
どこかで「親になる資格」と言うものがなければダメな世の中だ・・・などという意見が出ていましたが、あながち間違っていないのかもしれません。
まぁ、政局はいろんな意味で国民を差し置いて大混乱の昨今。
日々どんどんダメになる世の中を”いち専業主婦”は感じています。
このウラログへのコメント
こんばんは
中途半端なことはやめて教育の全額無料化を…
考えさせられるログでした。
郵政民営化で反対意志を貫いた彼女は好きでした。教育と出産で貧富の差が出るのは、確かに政治の責任ですね
> keiさん
やることなすことから周り感がありますね。本当に中途半端で思い切ったことが出来てない。お金配っただけで何が改善され、何を解決出来たの?って感じで。まぁ、自民政権の頃から同じ思いですが。
> かず虎さん
国民主権であるはずが「政治屋主権」みたいに感じる昨今ですね。
> ペケさん
先天的なハンデというものは100%自己責任はないと思います。過剰ではなくありきたりの支えでいいから・・・と思うんですけどね。仕事しろよ・・って感じですねw
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