叶わぬ恋のものがたり

世の中に叶わない恋、というのはいくつもあるでしょうが、
そういう時、人はその恋を実らせようと
がんばってしまうものです。

それがどんな悲劇を巻きこすのか、
想像してみてください。

そもそも叶わぬ恋、とはどういうシュチエーションが
多いものなのでしょう？

不倫

兄弟、親、親戚などの肉親関係

横恋慕やストーカー的な一方的なもの

恋そのもの自体が障害を巻き起こす

などなど…

恋愛が自由、と言われる現代社会では
相手の容姿だけですでに障害になるケースも
ありますからね。

大切なのは愛し合った二人が末永く暮らせるような
環境を持ち続ける事が出来ることなんですけど、
そこまで考えが及ぶに至らないのが

恋という存在そのものなのかも知れません。


せっかくなので
ちょっとした問題提起をして今回は終わらせたいと
思います。

障害のある恋のなかで、
身分の違いというものがあります。
現在、正規、非正規という形で
身分差別が生まれようとしていますが、
収入というのは
2人にとって重要なファクターであることは
言うまでもありません。



ある障害者の人がいました。
その人は先天的に体がおかしかった訳ではなく、
思春期のある日を境に体が
弱っていったそうです。

それまで仲間だった人たちが
次々と離れていく中、その人は
孤独と不安、怒り、絶望を前に
自殺を図りました。

幸運な事に一命を取り留めたのですが、
助けてくれた相手に惚れてしまい、
徐々にストーカー化していきます。

こんな時、私達はどうしてあげたらいいと思いますか？

またの恋があるさ、と諭しますか？

それとも無理やり恋を引き剥がしますか？

何事も経験さ、といって放置しますか？


私はこの恋の結末を知っていますが、
その人の名誉にかけて
お答えする事は出来ません。

だから想像して欲しいのです。

よかったら
彼らが本当に幸せになる方法を
考えてあげてください。

きっと彼らも喜んでくれるはずですから。



私は障害があろうが、
差別があろうが、
人が人を敬い、尊敬しあい、共感しあい、
出会えた事に感謝し、
共に同じ時間を過ごせるのならば、
その恋はほぼ実ったも同然だと思うのです。

そんな人たちを素直に
祝福したい。

私の願いです。


だから…


負けるな！！！


障害は乗り越えるためにあるはず。

そうして人は一つ成長していくでしょう。



これまでも。


そして


これからも、ずっと。






では、また。