心を変えてヒトは進化する

どこぞの記事の受け売りです。

ヒトとチンパンジーのDNAの違いは
わずか３％強しかないのだとか。

ではヒトってどんな存在？

動物ではあるけれど、
独特の文明を作り上げている地球の支配者。
稀有な存在！

…ではありませんよね。
一人では生きられない、か弱い存在でしかないのです。

少なくとも肉体的には。

私が思うに

己の感情表現（つまり心）を上手に表現し、
行動の原動力にする事のできる動物。
それがヒトです。


だから

人間以上に優れた身体能力を持つ動物は
たくさんいます。

走る行為ではチーターや馬などが、

泳ぎでは魚やイルカなどが、

暗視能力ではネコ科の動物など夜に生きる動物などが、

飛ぶことでは、そもそも人間は飛べません。

木登りは昔は得意だったでしょうが、
現在の人間は得意じゃないですよね？

身長、２０Mぐらい余裕で超えてますか？

特筆すべきはクマノミ。

水も全く無い乾燥しきった世界で２０年間も
生き永らえることが出来ます。
圧力は７万気圧を耐え、宇宙空間ですら
１０日間生存できた固体がいるぐらいです。

こんなの人間の基準からいえば

「化物」じみてますよね。


そう、結局ヒトは人でしかないのです。



ちょっと難しい話になりますが、

DNAにはオン＝オフスイッチというものが
あり、それが心の変化によってDNAが切り替わる事が
出来る事が分かって来たそうです。

これによって自分の行動を
様々に対応させていく事が出来るのだそうです。

人が個体によって、年代によって、性の違いによって、

または

同一人物が昨日と今日の行動が違っても何も違和感を
感じないのはそのせいでもある、と
報告付けられています。

つまり感情の起伏をコントロールするのが上手いのです。

チンパンジーとの決定的な違いは
そこにあるのだとか。

悲しい時には心だけでなく体も悲しみ、
嬉しい時には心も体も弾むものですが、
嬉しくてもとりあえず普段どおりの対応を取ってみたり、
泣きそうなのに、我慢して見せたり…。

そんな経験ありませんか？

だから
心の働きを変えるだけで人はもっと高次の存在に
なれるのかも知れません。

DNAで決められた通り動くだけだったら
DNAの教科書どうりにしか生きる事は出来ませんが、

我慢したり、逆転の発想を考えたり、
もっといい方法を考えたりすればさらに
世界は広がります。

それは自分の心がDNAの基本的欲求を押さえ込み、
書き換えている、と捉えられませんか？

事実…

人は車を作り、チーターのスピードに
追いつきました。

泳ぎでは船や潜水艦などで水圧をものともせず
動き回り、

暗視能力は赤外線カメラなどで対応したり、
自ら光を作り出すシステムを構築し、

空を飛ぶことはいつの時代も夢ですが、
飛行機や飛行船だけでなく、
バンジージャンプやパラグライダーなど
スポーツにすらなっています。

木登り…はそもそも木を使わなくなって
しまったんですけどね（涙）

身長は…今後の課題でしょう（笑）

このようにして、夢を現実に変えたヒト。

他の動物にとって人間は何でも出来る、
まさしく「化物」のような存在です。

このことは
心が人を変えていった証左になりませんか。


「人は心を変えて進化する」


これは言い換えれば

人は気持ちしだいでなんにでもなれる、
という事なんだと思います。



こうなりたい、ああなりたい、という
欲望は人を時に不幸に陥れますが、

立ち止まれないのが人のそもそもの
「業」。

だからこそ、人は、そして自分は
立ち止まる事を止めません。

その「心」の赴くまま、
今を生きたいと思います。

未来はその延長線上にある、
と信じてみたくなった記事でした。



では、また。

（後日改編してみました。）