宵闇に

亀吉には夜の闇が似合う

ウェットでスイート

厳しくて優しい、あったかい

そんな亀吉には夜が似合うのだ

亀吉は武道家で、かつロマン派だ

いやロマンといっても

ベショベショしてない

ロマン派というのは私の見解では

tooshy ,shy boy　だな

ロマン派というか亀吉のことだな、これは


会ってすぐの頃、朝まで話した

私を口説いた亀吉

しかしあれは

口説く、と言うより

弁論かなんかの戦いを挑まれているようだった

亀吉は攻めどころを心得ていないんだかいるんだか

ほかの女性にもあんな風に話しているんだったら

それを口説いてると捉えない人のほうが多いんじゃないか？？

でも本能的には伝わってきたのだから

亀吉凄ス



タバコを吸ってるとき、考えてるとき

亀吉は相当、渋カコイイ

いい年なのでざらざらしてるし皺もある

でもそれがなんともカコイイ

肌の感じが

私の本能に働きかける

「触りたい、触りたい」



買い物してレジで会計待ちの亀吉は

ご褒美を待つ子犬のようだ

もんのすごく可愛い


ヲタ話をしてる時の亀吉

クラスでモテなかった男友達みたい

でも私は嬉しい

むしろそうでなくっちゃ☆


リラックスしてるときの亀吉は

急に若返る

大学生かなんかと話してるみたいな感じがする

ドキドキドキドキドキ・・・


私は幸せである


私のダークサイドも亀吉は知っている

知っているというより肌で感じてくれている

不容易に押し入ってこないでいてくれる



ああ、早く

二人して駆け登りたい

はじけたい