春画とポルノ写真

浮世絵と言えば　江戸時代の美人画役者絵を言います。
これは芸術作品。

春画と言えば浮世絵ではあるが　江戸時代のポルノ。
現代では長らく局部を黒塗りしたものしか見れなかった。

江戸時代には公然と本屋に並べられて多くの人々から親しまれたそうです。

あの有名な葛飾北斎、喜多川歌麿、菱川師宣などの浮世絵師もこぞって春画を描いていました。

実物を拝見したことはないですがかなりデフォルメした形で面白おかしく描かれていますね。何となく楽しい雰囲気を感じさせるので女性にも好まれていたようです。

特徴的なのが男根・・・極端に大きく描かれ、女陰（おまんこ）も大きいです。
かわりにおっぱいや臍、アヌスは小さいか省略されているようです。

小間物屋が持ち込んだ張り型を奥女中が選ぶ場面（菱川師宣）

　一人の奥女中がどう見ても大きい張り型を手に　
「これは小さい、もっと大きなのが欲しゅうござる」

これを見て人は　クスッと笑う。

笑い絵と言われる所以だったそうです。
現代のポルノ写真よりもずっと色っぽかったかもですね。