初めての射精

用語自体は小学生のころから知っていたが、
いまいちピンとこなかった。

朝勃起することもあったが、
おしっこをすればすぐに小さくなるので気にならなかった。

だが、驚いたのは中学に入ってからだ。

明け方急に突然尿意を感じ、
勝手に出てしまった。

びっくりして起きたら、
パンツがべとべとになっていた。
でも布団にはかかっていなかったから、まだ助かったと思った。
親が見ていないところで、
ふき取って洗濯した。

しっかし、おしっこにしては変なにおいがした。

と、もしやと思った。

そのころから段々興味が沸いてきて、
月刊誌の割とアイドルが多く出ているけど、
ちょこっとだけ女性の裸が出ているものを買うようになった。

その本や友達の話から、
初めてオナニーをしてみた。

そしたら、すぐに気持ちがよくなってきて、
なんかすごく心臓が激しく動いてきて、
しばらくすると脳まで激しい刺激が来た瞬間に
棒の先からピュッと白っぽい液体がでた。
表現からするとドピュッかもしれない。

その量はすごい量だった。
においをかいだら、パンツを汚した物体と同じにおいがした。

これが栗の花のにおいといわれるやつだと確信した。

この脳への刺激がたまらなくすぐにもう一回出した。

これほどまでの感覚は、いまではどうしても得られない。
最初の一回のみ味わえた快感だった。

もう一度あのころに戻りたい。