- 名前
- ooji1215
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- 癒しと包容力、あんまり大きさにこだわりは無いオッパイ星人ですが何か(*^-^*)ち...
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なつの終わりに・3
2006年06月15日 09:59
あの子が店に入ってきた
何気に俺の横に座り何時もの可愛い笑顔を
俺に向けてきた
俺も笑顔で返し、何時ものように楽しい時間を過ごした
何時ものように2人で店を出て、何時ものホテルに入った
熱く激しい時間を過ごした
彼女は俺に答え、何時に無く激しく燃えた
俺は何気に聞いてみた、何故俺に黙って明け方に消えるように帰るのかを
彼女は笑って答えなかった、それでも俺は尋ねた
そして彼女は困った顔をして答えてくれた
それは何ヶ月も前に俺がしたことだった
俺は親の墓参りの帰りだった
ある墓にふと目が止まった、もう長い間お参りの人も無く、花も枯れて水も変えてない墓だったので、せめて水を替えてやろうと妙に優しい気持ちになり
水を替え、親の墓から花を持ってきて替えってやったことを話してくれた
彼女は身寄りが誰も居なくなった事や、俺が花を供えてくれたことで俺に好意を持ってくれたことも
そしてこのお盆にこの世に出て来れたので、俺と
一夜をともにして恋愛感情を持ったと
俺はこの子の話を最初は信じられなかったが
いつかのように目の前で消えた事を思い出した
彼女はさらにこのお盆が明ける時、俺を連れて行きたいとも言った
でも貴女が本当に好きだから、とても出来ないとも言った
俺はこの子が愛しく好きで居るから、この子があの世に帰るまで一緒に居ようと思った
そしてこの子の墓を訪れて、思い出に残るようにとも考えた
このかわいそうなこの子の為に・・・・
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