- 名前
- こう
- 性別
- ♂
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- キスが好きです(軽く唇を合わせ、それから段々と唇を強く合わせる感じのが)。取り柄はあ...
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KISS NOTE(2nd Target Rev1)
2010年01月30日 00:30
ナオ姉から数ヶ月…。
いや、半年は過ぎ、頭の中が整理がついたような、忘れてしまったような。。。
こうは仕事の忙しさに紛れて、忘れようと努力していた。
でも、あのナオ姉との口づけ(?)、唇を合わせた感覚を忘れ去ることは出来ていなかった…。
ちなみに、そう頭の中で堂々巡りしている間、留使腐ヱ留のことを見なくなっていたのには、こうは気づかなかった。
留使腐ヱ留のことは忘れ去っていた…。
いつもの居酒屋に立ち寄る回数も減って、しばらく立ち寄らず帰宅することが普通になっていた。
そんな折り、ふと電車を降りて気づくと無意識にいつもの居酒屋へ向かっていた。
“最近飲みに行っていないし、最近悶々としているからなぁ…”
と自分に言い訳しながら、店に入り…、席に誘導されて…、
“ご無沙汰ですねぇ!!大生ですっ!!”
っといつもの店長の笑顔。
久しぶりに着たのに、ほっとするやら、忘れられていないと気づくやら…。
“仕事が立て込んでいて…。”
と言い訳なのか、出任せなのか、自然に口からため息の様に出てしまうこう。
でも、吐き捨てる感じに出た言葉にも関わらず、口元は緩んでいた。
って、『途中下車の度』で和んでいる感じの隣の席に…
!?
!?
“なんだおまえっ!?”
!?
!?
“そ、ゃなぁ、忘れかけてたやろなぁ…。
んでも、わぃは忘れてまへんでぇ…。”
気づくとうっすらと記憶の中にあった、留使腐ヱ留がそこにっ!!
“おっ、その顔色みると、わぃのこと覚えとったんかぁ?
そやろなぁ、ここで、あんなぇえことあったんやからなぁ…。”
留使腐ヱ留の言葉は図星っ!!
『何だ、こいつ???
今さら、なんで、この男が私の前に現れたんだぁ???
今までのブランクはなんだったんだぁ???
何が目的なんだぁ???
何か振り込ませたいのかぁ???』
と疑問符だらけのこうは、過去を振り返るより、今の現状を自分に納得させるのが精一杯だなにった…。
“ほな、本題に入ろぉかぁ?”
??
“本題って何?”
“分かってるやろぉ?
次、誰にKISSしたんやぁ?”
!?
『何、言っているんだ、こいつ…。
確かに、何か刺激が欲しいって思っていたけど、
何が、何だか分からんっ!!』
“そゃ、そゃ、何か欲しいって思ぉてんのやろぉ?
それに、持ち歩ぃているやろぉ、KISS NOTE!!”
確かに、こうは、この居酒屋での出来事以来、鞄の中に放置していたノートがあった。。。
!?
“えぇかぁ、それを持っているからには、わしとは離れられまへんのやわぁ。”
!?
“はて?次のお方は誰かぃなぁ?
今度は、濃厚なのがご希望かぃなぁ?
それとも、軽いのでぇえのんかぃなぁ?”
留使腐ヱ留はお気軽に話を進めようとしていた。
こうは何が起こっているかも分からず…。
“俺は求めていないっ!”
“そぉかいなぁ…。ほ、なら、そのノート何夜ろなぁ…、
毎日持ち歩いて、何かぁ、次の希望あったんちゃうかぁ?”
!!
図星である、ここの居酒屋で起きた出来事から、半信半疑信じ始めていた。そうして、自然とこのノートを話さず持ち歩いていた、こう。。。
“じゃあ、次のターゲットをノートに書いたらどゃ?”
なぜか、あの出来事の半年前に戻っていた…。
『そうだぁ、あの出来事の後、自分の中で、
もし、本当なら、会社の先輩のあの女性…、
って考えていた…。』
“どぉやら、決まっておられまんなぁぁ…。
その名前、書いたらぇえねんっ。”
気持ちを察するように、促すように諭す留使腐ヱ留。。。
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