- 名前
- 絵梨菜
- 性別
- ♀
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 特になし
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もうそんな年になるのねぇ。。。
2009年06月11日 01:05
「へぇ。。。もう36歳なんかぁ。」
「ですよぉ。子供も小学3年生ですよ。」
雨の夕方。
河原町を歩いていたら、弟の中学生時代の同級生に遭遇した。
中学校までは、明るかった弟。
同じ陸上部で、一緒に頑張ってた仲間だ。
見間違えるほど『いい男』になっていたけど、向こうから声を掛けてくれた。
どうやら私は、当時と変わらないようだ。
『ええ女』には、なってなかったか。。。
「東京行ってたんじゃなかったっけ?」
「ええ。三年前に京都へ戻ってきたんですよ。」
「転勤?」
「Uターン(笑)」
「そっか。仕事帰り?」
「今日は、休みです。娘の誕生プレゼント買いに。。。」
「おめでとう。」
「ゆき君。」
「うん?ユキ?」
「亡くなったんですねぇ。」
ああ、この人。東京行ってたから知らせてなかったか。。。
「ええ。もう14年前だけどね。」
「同窓会で聞いたのですが。。。」
「ごめん、ごめん。知らせてなかったのね。」
「こっち帰ってきたとき、お参りさせてもらおうと思ったのですが。。。」
「ああ。実家もうないからねぇ。」
「すみません。ゆき君のこと、全然知らなくて。」
「こっちこそ、ごめんなさい。知らせてなくて。」
「年賀状。毎年、貰ってたんですよぉ。」
「へ?ユキから?」
「ええ。東京へ引越した時からずっと。」
「へぇ。引きこもってたけど、年賀状は出してたんやね。(笑)」
「高校通ってないって書いてあったけど。引きこもってたんですか。」
「うん。ウツっぽかった。」
「毎年貰ってたのに、ある年から来なくなって。。。」
「死んだからね。」
「あ!そうそう。。。僕、CD借りっ放しになってて。」
「うん?」
「借りたまま、引越して返してなかったから。」
「CDねぇ。音楽なんかに興味あったのかなぁ。」
(さだまさし。。。(笑))
「今度、送りますね。お姉さん、電話番号教えてください。」
「ああ。ええよぉ。持ってて。」
「いや。一度、お墓参りもしたいので。」
「ありがとうね。」
「じゃあ。また連絡します。」
そういって、家路を急ぐ背中を見送りながら。。。
少しだけ。心が騒いだ。
生きていれば、あんなにいい男になれてたのに。
子供も二人いるんだってよぉ。
あんたが逝ってしまってから、年なんて数えてなかったけど。
もう、そんな年になるんだねぇ。
姉ちゃんも年をとるわけだわ。(苦笑)
羨ましいかい?
仕事も楽しいみたいだし、家庭も持って充実した人生を送ってはる。
あんたは、時は止まったままだね。
まぁ。今更。。。
しかたのない話やけど。。。
その。。。なんだなぁ。。。
エリ姉は。
写真の中でいつまでも若い弟より、
髪の薄くなったお腹の出た弟に笑いながら語りかけたかったよ。
「今日、あんたの同級生に逢ったよ」と。。。
このウラログへのコメント
> rousillonさん
rousillonさんの弟さんも、お墓参りに行ってあげたら、きっと喜ばはると思います。
笑顔で語りかけてあげて。。。
「変なおばさんがいる」と。(笑)
> rousillonさん
ありがとう。^^
ユキも喜んでると思います。
生きていればいい先輩に出会えたのに、
あいつは、早くに逝ってしまって本当に大馬鹿ものですね。
> hayatoさん
ですねぇ。。。時の経つのは早いです。
でも。。。
止まったままの時を追うよりは。。。
> こうもりさん
自分が幸せと思えるか、思えないか。
これは人が判断することではないが。。。
あんた。充分幸せだろ?
私に出会えて。。。(違うか(笑))
> こうもりさん
殺虫剤を飲んだくらいでは逝けないだろ?
口の痛さは、バカなまねをした見返りと反省しなさい。
お大事に。。。
ああ。
アンタ。悪運強そうだから簡単には死ねないぞ。
> こうもりさん
断る!!
今のアンタのじゃ。。。
役にたたないだろ?(笑)
早く元気になりなさい。
その時は、勝負しようぞ。(謎)
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