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半身の女2-彼女の快楽

2009年04月17日 23:30

半身の女2-彼女の快楽

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久々に昔話

わたしの半身と言われた女

恵子さん、千恵子、結衣と同じに

記憶に深く刻み込まれた女 瑞希

もし淫乱という言葉が似合うなら

結衣が一番しっくりくる

ただ考え方によってはそれ以上に

そういう行動をとるのは瑞希だった


「あなたの好きかも」

そう瑞希は言った

「どういたしまして」

そうわたしは答えた



瑞希と初めて寝た

いやした時の瑞希との会話だった

彼女の場合 『寝た』と『した』を

あえて分ける必要がある

それは後日に語るとする

彼女が男とするとき

彼女の願いはひとつ

淫らな女になること

そうなるために自分を追い詰める

そして抗う気持ちを無残に引き裂かれ

無力なただの女である自分を感じる事

通常の感覚では彼女のその意味は

理解は出来ないだろう

ただ 漠然とだが

わたしには理解できた

通常の女性に対し

ほぼ無敵ともいえるわたしが

唯一 いいようにあしらわれ

いいように支配された相手

多分 その理由のひとつにそれがあった

そして 1/4世紀過ぎた今でも

わたしは彼女奴隷に違いない

そして彼女は 唯一のわたしの女主人であるのだから

まあ わたしのログを読めば

それが誰かは明白なのだが




瑞希の話を記憶の限り再現するなら

彼女を服従させられる男はいない

理性を飛ばせる女もいない

喜んでいいのか嘆いていいのか

瑞希はわたしを男として見ていない

なんとなく感覚が合って

十分な快楽を得られる貴重な生き物



では それまでどうやって?



「知らない複数の男になされるがまま」

「なるほど、で?」

「ん?」

「あんたやと何十人にされても無理な気がするが」

「わかる?」

「そんな気がした」

「絶対条件があるのよ」

「どんな?」



「好きにしていいかわりに

まずはわたしのして欲しいことをしてもらうの

そしてそれが叶えられた時 

わたしを自由にしていいよって」



「なんとなくわかった気がする」

「やっぱりわかる?」

「なんとなく」

「どんな?」

「多分 まず感じるところを丹念に愛撫してもらって」

「うんうん」

「その間に自分の異常な状況に役作りをする」

「うんうん」

「この状況で感じてる自分はなんていやらしいとか」

「そうそう」

「そしてその妄想が体を高めていって」

「さすがだ」

「全てが煮詰まったとき 一気に我を捨てる」

「ねえ」

「ん、なに?」

「今さ 自分がわたしだったらって想像して言ってない?」

「その通りだが」

「その感覚普通の人にはないのよね」

「まあ 普通じゃないし」

「同じ種類なのかもね」

「誉め言葉と受け取っておく」



「まずはね 

服を脱ぐ順番を決めてそれを命令してもらうの

わたしは 言われるまま従順に従う

そして男達の前で体を曝すの

男達はわたしの指定した命令を

わたしにして わたしはそれに従う

脚を開けと言われたら開くし



そして両側から耳を舐めてもらって

次は首 そして肩

脇、胸 横腹 腰 足 足の指をね

全て左右同時に責めてもらうの

ステレオで責められて

そして途中からあそこも加わって

そんなことされて 声を漏らす自分を感じて

考えるだけで感じてこない?」



確かにそれはすごい気がした

実際 聞いてて想像しただけで

わたしのは大きくなっていた



「たってる」

濡れてる

瑞希がわたしのをつかんで

わたしが瑞希のに触れたのは同時だった

そして言葉を発したのも同時だった

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