小さな幸せ

電気が明るいこの部屋で…
あたしの身体を見つめる貴方

「綺麗だよ…」

口にKiss、首から鎖骨を伝い、胸の突起にKiss…

アァ……

舐め回された赤い果実を美味しそうに口に含む貴方…

あたしは貴方の汗ばんだ手を握りしめ、
部屋には甘い吐息と切ない喘ぎ声が響いた…


脇腹をなぞり、貴方はあたしの茂みを掻き分ける

明るいこの部屋で、貴方の瞳とサラサラな髪を眺めた。
足の間に埋もれ、貴方の舌があたしの花びらをなぞる…

アァァ…

暗くして見えないならいいのに…
露になった花びらを貴方は弄ぶ…

吐息と熱と…
あたしは貴方の顔が恥ずかしくて見られない…

そんなあたしに…
恥ずかしがり屋なあたしが可愛いと貴方は言う…

貴方の指があたしの指に絡んで、思わず強く握り返す…


あなたの指が…あたしの中へ…

貴方はクチュクチュと音を立てて、
あたしの中を掻き回す

貴方の指を感じて、あたしは身悶える…

頭を左右に振り、貴方に酔いしれる…

ふと貴方を見つめたら、貴方の真剣な顔が愛しくて…
あたしの、あたしだけの貴方…



どこでどうやって経験を積んだかなんて聞かないよ。
大好きな貴方をこうして感じている今が幸せ。

もっと強く抱き締めて…
壊れてしまうくらいに。