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勝手な妄想(キスもいろいろ2)

2009年02月01日 23:20

初めてのキスをしてからドキドキしながら待ってた次のデート
淡い期待と不安

いつものように映画みたり食事したり
時々見つめ合うからはじめてのキスを思い出して恥じらうように顔を背ける

ふざけて笑いあって触れた瞬間にあのキスを思い出して
恥ずかしくなってひとりで笑う
ひとりで笑うから彼が不思議そうに近付く

そのままキスされると思って身構える自分が恥ずかしい

それを見越した彼はわざとのように顔を近づける
もう目も開けれないくらい恥ずかしくなった私に更に近付く


彼の温もりが私をこわす


いつキスしてもおかしくない距離に彼がいるのに触れない唇
そこにあるとわかるのに動けない私
キスしてほしいのに自分からは出来ないもどかしさと
彼はその気がないのかもと思う恥ずかしさが
更に私の理性を奪う

「…っ」

もう限界だった

彼に触れたい
彼に触れられたい

「…っもぅ、…ス…して」
はっきりとは言えない私をクスッと笑いながら
彼はキスする

「あっ…んん~、うぅ~」
すぐに離れた彼が恋しくて
それでも温もりがわかる距離にいる彼が憎らしくて…

愛しさがつのる


プツンと何かがはじけた

「も…と、…っして…」

やっとのおもいで出した言葉さえはっきりとは言えず泣き出しそうな私の唇に何かが触れた
乱暴に、けれど暖かくしっかりと彼の唇を感じた
ほぼ同時にお互いの舌をむさぼる
私の口の中のものを全て奪うように彼でうめつくされた
求め続けたキスに夢心地な私をおいて
突然彼は離れた

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