居場所

あなたには居場所がありますか？それは、居て　いい場所ですか？居てもいい場所ですか？それとも、居るべき場所ですか？

一口に「居場所」と言っても、色々とありますよね。この三つも、それぞれちょっとづつニュアンスが違います。
　「居て　いい場所」というのは、心地良い場所。いいなと、思う場所。ここに居ると安心出来る場所。河原とか公園とか自宅・自室とか、人によっては仕事場かもしれないですし、彼氏・彼女がそれという人もいるでしょうね。「お気に入りの場所」と言い換える事も出来るかもしれません。その場所は、自分が欲する場所。　遠慮はいらない、とっておきの場所。自分がそこと一体になれる場所。
「居てもいい場所」は、ちょっと遠慮がち。居たいけど、いてもいいかな？って。「居たい場所」と言い換えてもいいでしょう。　その場所は、自分より格が上なのかもしれません。自分はそこに必要とされているか、ちょっとだけ不安はあっても、「居てもいいんだよ」って言ってくれる場所。過去に何かあった場所かもしれませんね。登校拒否になった事がある人なら、学校が「居てもいい場所」となっているかもしれませんし、家族と喧嘩した人なら、仲直りしたら、家は一時的に「居てもいい場所」となるかもしれません。彼氏・彼女という人もいるかな？　自分には勿体無いくらいに良い相手なら、そう思うかもしれませんね。親友という人も居るでしょうし、自然の中という人もいるでしょう。何か自分に出来る事があれば　してあげたい。そう思う場所かもしれません。自分はそこに必要とされているかな？と時々思ってしまう場所。
「居るべき場所」。これは、強要・強制されているのかもしれない場所。義務が生じる場所。そこに「居なければならない場所」と言い換える事が出来るのではないでしょうか。自ら強要している場合もあるでしょう。職場や学校がそうですよね。家もそうかもしれません。家庭・家族が、そうかもしれません。ちょっと窮屈な場所。彼氏・彼女がそれだと言う人は、何か引け目や過大な責任を負っているのでしょうね。人によっては、居ると辛い場所かもしれません。出来れば居たく無い場所って人もいるでしょう。業を背負っているなら、そこに居る為には助け手が必要でしょうね。胸を張って責任を主張出来る場所なら良いのですが。

「居るべき場所」が「居てもいい場所」であり「居ていい場所」であれば、その場所はなんとしてでも守らなければいけません。誰かを招き入れたとしても、誰にも侵されてはいけません。聖地みたいなもんですね。そして、それは「家族・家庭」という最小で最大なグループだと私は思います。彼氏・彼女ではありません。どうして私はそう思うのか。それは書かないでおきます（笑）

さて、あなたの「居場所」は何処ですか？　あなたが居る場所は、何処ですか？
そう言うお前の居場所は何処だって？何処でしょう？目下、模索中かもしれません。　
あとは、まぁ、どうでもいいじゃぁないですか（笑）　居場所など無い方がいい人間もいますしね。