- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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15th Route 246 Part 12
2008年07月20日 20:48
一週間後の国際電話は抗議の電話だった。
だが、なぜか声は弾んでいた。
「あなたがあんなことさせるから…」
「とうとう…すごいことになっちゃた」
「やっぱり、あなた変態だわ。」
「きらい。だいっきらい。」
相変わらず、言うだけ言うとガチャリと切れる。
もう、この女の抗議には馴れきっていたから
気にもならなかったが
浴室での告白でようやく
細部までわかった話の内容はなかなかのものだった。
こちらからの電話での指示どおりにした玄関でのオナニーに
鋭い快感を覚え
亭主を、愛液まみれのむき出しの性器で出迎えて
挙句がまた狂おしい一夜を過ごしてしまってからというもの、
身体が疼き続けてどうしようもなくなってしまった。
外出して男を漁ることをしなくなった代わりに
ほぼ午前と午後の2回は
ドアに向けて開脚しながら
クリトリスをつまみ
ワギナを嬲り
ローターを呑み込み
バイブを押し込んだ。
玄関マットをダメにするくらい
ぼとぼとと愛液を垂らしながら達しまくる毎日だった。
淫らな女性との出会いの中で感じたことだが
男とは格段に違う女性のイマジネーションの「豊かさ」は
まさにうらやましい限りだ。
ひとたびイメージがふくらむと
ちょっとした光景や、なんでもない接触が
別に性感帯を刺激するわけでもないのに
強烈な感覚となって突き刺さるようなのだ。
たとえそこに挿入という性行為がなくても
激しい昂まりをおぼえるのだという。
淫語のささやきだけで登りつめてしまったり
胸をさする指の動きをまねるだけで愛液を垂らしたり
下着を変えただけで妖女に変身したりするのも
みんな、このイメージの影響が強い。
そして、ひとたびスイッチが入ると
女性の性に対する許容度は飛躍的に高まる。
快楽追求の前に常識のタガが
いとも簡単に崩れ去るのだ。
こうして、
戸外で性交したり
複数の男性との行為に及んだり
放尿を露出したりするようになる。
ひとたびオナニーの場所として認知されると
「ドアが今にも開くかもしれない」
「開いてほしい」
という欲求が、
何でもない「家の玄関」を性の修羅場に変えてしまう。
そのイメージが狂ったような人妻のオナニーに駆り立てるのだ。
そして、その原因を
玄関に向かうことを最初に吹き込んだこちらに振り向けてくる。
「暗示にかけるのがうますぎるのよ。」
「いくらなんでも玄関でオナニーなんて、私、考えもしない。」
「本当にいやらしいんだから。」
「とんでもないことになっちゃった。」
「どうしてくれるのよお。」
その日も朝から疼いていた。
前の晩、殆ど絶倫のような亭主に
大量の精液を注ぎ込まれていた。
双方が他人との情交を繰り返しているのに
その痴態を認め合って、逆に愛情の糧にしている
不可思議な仲良し夫婦。
夜毎の性交。
夜毎の体液の交換。
それもベッドの上でなく、またもベランダで、だった。
このベランダに干す下着は何度か盗まれている。
だから、あえて原色の小さな布を目立つように並べた。
このベランダでの性交はいかに深夜とはいえ
そろそろ近所のうわさになりかかっている。
だが、そんなことにはいっこうにかまわず
昨夜も半狂乱になってよがりまくった。
濡れた下着を口中に押し込まれて
かろうじてかみ殺したが、
もれた声は道路にまで降りかかったかもしれない。
その記憶がまた熟れた肢体に
さざ波のように押し寄せてくる。
朝の出がけの玄関で
亭主にいきなり指を突っ込まれ
ぬるりとワギナの周りをなでられたのがさらに欲望を高めた。
やはり夜まで待てなかった。
結局、変えたばかりの玄関マットの上で
また大きく股を開いた。
水色のTバックの前はすでに変色している。
さらに愛液を流すことを思うだけで
そのシミがさらに広がってくる。
いつものように鍵を開ける。
指を使い出す。
手元にローターとバイブを置くのも同じ。
だが、この日はこのセットにくわえて
ローションを持ち出していた。
ブラウスのボタンをはずし、
ブラをずらして乳房をむきだしにすると
粘つくローションを乳首にぬりたくった。
ひやりとした触感。
ぬるぬるした感触。
玄関での異常行為に早くも大波が
かたまりとなって押し寄せてくる。
べとつく手をそのままパンティになすりつけ
指を突っ込んだ。
クリトリスをはじき
ワギナを押し開き
手入れをするようになって
格段に薄くなったヘアの間の
桃色の狭間に突っ込んだ。
「見られる。見られる。見られちゃう。」
そういいながら逆にさらに大きく股間を広げる。
ぬるぬるてかてかと光る乳房を突き出し
片ひざをたてた太ももの奥をべたべたにしている。
愛液とローションが微妙にまざりあって
ぬちゃらぬちゃらという卑猥な音が
午前の玄関の明るい空間を満たしだす。
その音がオクターブを上げていくにつれてあえぎ声が高まり
昨晩のそれにまさるとも劣らない最初のアクメが訪れた。
「あああああ。いいの。いいの。」
殆ど意識を飛ばしながら
手元のローターをローションまみれの性器に押し込む。
ずるりとローターを呑み込む感触に
鋭い性感が襲いかかり。
「あ、いくう。」
とわめきながら
また、達した。
その刹那
「宅急便です。」
の声が表に響いた。
はっと息を呑み、
どうしたものか、と思っているうちに
ガチャリとドアが開けられてしまった。
待ちに待った瞬間の到来だった…
(続く)
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