- 名前
- 華維斗
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 普段は強気なんだけど、実はとっても寂しがり。 こういうの「ツンデレ」っていうのカナ?...
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にこにこマシーン
2008年05月12日 19:34
今日は精神科の通院の日でした。
行ったら知ってるおねえさんが3人きていて、いろいろとお話。
「おねえちゃんお水飲む?」
「うんありがとう、だけどしてもらってばかりだからお返ししなきゃね」
「そんなのいらないのに」
「いや、やっぱりフィフティフィフティじゃないと駄目だと思うし」
「うんあのね、『してもらう』ことを当然と思って受け止めてたら駄目だと思うけど、『してもらってばかりだから何かしなきゃ』っていう気持があるのはそれで充分なんじゃないかな、私はしたいからする、それでおねえちゃんはそれを心から『ありがとう』って受け取ってくれる、感謝の気持をくれるでしょ。だから、それでお互いもらいあってフィフティフィフティだと思うな」
って、にこにこにこにこ。
「華維斗ちゃん、元気になったね、笑顔は親孝行だね」
「うん、おねえちゃんもね、もう少しだね、赤ちゃんの写真可愛いね、おねえちゃんもこの写真みたいに笑ってるよ」
にこにこにこにこ。
「そうだね、親孝行するんだよ」
「うん」
にこにこにこにこ…。
順番がきて先生だけと差し向かいになって、ぐったり。
「調子はどうかな」
「ここのところフラバが酷くて…財布を持って外を歩けません」
「使ってしまうから?」
「…コンビニに行くと剃刀の前でずーっと佇んでたりして…夜中に起きてるとカッター探し回ったりするし…正直、みんなの輪の中に入ってあんなににこにこして慰めて慰めあって、そんなことがまともにできてる事が奇跡的です…。私なんでこんな笑ってるんだろうって涙出そうです…でもお母さんはフラバの事知らないから…」
「お愛想してるんだね」
「笑う事は親孝行だねって言われて、もうどうしようって。。」
「ふむ。親孝行してるんならいい事じゃないかな?とりあえず、鬱の薬を増やしておこうね。夜は眠れているのかな」
「よく途中で目覚めます」
「じゃあコレとコレを抜いて、こっちに切り替えて…コレを少し増やそうか」
「…お愛想って、親孝行なんでしょうか…?」
「お母さんに心配かけまいとするなら、親孝行じゃないかな?じゃあまた次にね」
診察室を出て、おねえちゃんが座ってるところへ行ってやっぱりにこにこ…。
…なんだか私、笑う機械みたい。
おねえちゃんたちの前でにこにこ、近所のおばちゃんの前でにこにこ…
夜はお母さんが寝静まったら独りでぼろぼろぼろぼろ泣いてるのに…。
他力本願はよくないってわかってるケド、誰かこの隙間、埋めてくれないカナ…。
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