- 名前
- みこ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 特になし
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前向いて、し・ご・と・・・
2008年03月15日 18:05
仕事中にコピーを取っていて、コピー機の前に立っていると
後ろに何となく人の気配が・・・
びくッとして振り返ると、ありえない近さに彼が立っていた
満員電車で痴漢が張り付いているみたいだ。
なっなに?
尋ねようとする私を彼は制止して
前向いて、し・ご・と・・・
私をコピー機の方へ向かせます。
後ろから耳元に、わずかな息遣いも感じ取れそうなくらい
口を近づけて囁きました。
みこちゃん、今日はいいかな~?
彼からの夜のお誘いです。
食事しようとか、飲みに行こうとか、映画見ようとかの
デートのお誘いじゃなくて・・・
背中に張り付いて、彼が返事を待っている。
後ろの腰の辺りに彼の圧力を感じた気がした。
思わず、ゴクリと唾を飲みこんでしまった私・・・
黙ったまま頷きました。
じゃあ、後でね・・
彼はすっと消えるように離れて行きました。
緊張が解けた私は、ふぅ~と息をついて
コピーの枚数を数えなおします。
今夜か・・・
ちょっと複雑な気持ち。
彼の私の事を見透かしたような態度には
いつも戸惑いを覚えてしまう
でも、彼にはなんだか逆らえない。
彼の前で、舞い上がって心拍数が上がってしまうことも
私が別の用事をキャンセルしても
彼の誘いを断らないことも
きっとお見通しなんだろうけど
今夜のことに思いを巡らせて
私がどれだけ心を乱すかも、
きっとわかってしまってる。
それが私にはたまらないのです・・・・
仕事を早く終わらせなきゃいけません。
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