- 名前
- 呉春
- 性別
- ♀
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- Sでもあり どMでもあり でも初めは優しく責められたい 痛い汚いはNGです
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仮面の告白 33
2007年12月22日 19:27
クリスマスのイルミネーションが眩しい季節
街中はカップルで一杯・・楽しそうだな~なんて眺めています
今年のクリスマスは土・日がらみなので不倫のカップルには辛いですね
主人と盛り上がらない週末を送りそうです
でもクリスマスに辛い思い出を持っている友人がいます
今から10年程前の話・・携帯がここまで普及していない頃・・
今みたいにメールはないし、自宅の電話しか連絡の方法はありません
友人はワン切りを2回繰り返し、その後相手から電話をもらうという方法をとっていました
3年程交際は続き、それは非常に幸せだったそうです
お互いに家庭があり、その中での交際です
交際3年目の夏 彼の身体にに異変が・・
胃癌でした
3ヶ月 彼は生死の境を彷徨い 100キロ近かった体重は65キロまで落ちました
彼女は毎日病院に来たそうですが、彼の病室に入ることは出来ません
そしてクリスマス・イブになり
その朝 ワン切りが2回
彼は連絡しましたが、話せなかったそうです
その場合い 必ず夕方に連絡が入るのが常だったのが、その夜はベルが鳴らなかった
その日から・・彼女からの連絡が一切無くなりました
彼は 毎日ワン切りを繰り替えしたそうです
毎日 毎日 ・・
1月に入り・・意を決して彼は彼女の家に電話をしました
娘さんが出て
母は亡くなりました
昨年の12月24日の夜 交通事故で・・
夜 外に電話を掛けに行ったようです
即死でした
残される者の方が辛い というのを初めて知ったよ・・
血の涙を流して・・泣いて泣いて・・
だから このクリスマスの時期は大嫌いだ!!
街中で僕をあざけり、呪っているような気がして仕方無いんだ
私の脳裏に彼女は 亡くなる最後の瞬間・・彼の事を思ったのだろう
最後まで女として生きたんだろうなぁ~
と 思いました
亡くなった人には勝てないなぁ~
後日 彼はお墓を探してお参りしてきたそうです
少しは落ち着いたけど・・引きずっているんだよ
僕はクリスマスが嫌いなんだ・・
彼は履き捨てるように 私に言いました
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