- 名前
- 美樹
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 多忙な日々を送ってる会社員です。女性が多い職場なので男性と知り合うきっかけもなかなか...
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美樹さんのデジログ一覧
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2008年11月21日 12:13
課長は、「プチット・マドレーヌ」と呼ばれるずんぐりしたお菓子を一つ、持ってこさせた。少したって、陰気に過ごしたその一日と、明日もまた残業がある物悲しい一日であろうという予想とに気を滅入らせながら... 続きを読む
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2008年11月20日 13:02
木の葉が落ちる 落ちる 遠くからのように 大空の遠い園生が枯れたように 木の葉は否定の身ぶりで落ちる そして夜々には 重たい地球が あらゆる星の群から 寂寥のなかへ落ちる われわれはみんな落ちる... 続きを読む
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2008年11月19日 11:19
まもなく、わたしたちは、凍える闇に落ちてゆく、 さようなら、わたしたちの短すぎる夏の活き活きとした光よ 庭の敷石の上に、陰鬱な音を響かせて 焚き木が落ちるのが、すでに聞こえる。 冬がすべて、わた... 続きを読む
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2008年11月18日 13:21
秋のヴィオロンが いつまでも すすりあげてる 身のおきどころのない さびしい私には、 ひしひしこたえるよ。 鐘が鳴っている 息も止まる程はっとして、 顔蒼ざめて、 私は、思い出す 昔の日のこと。... 続きを読む
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2008年11月17日 13:30
わたしには分からない、 こんなに悲しいのがなにを意味するのか;昔からある仕事が、わたしの心から消えない. 風は涼しく日も暮れてゆく、 そして時間は静かに流れている;山のいただきが入り日に赤く映え... 続きを読む
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2008年11月15日 12:07
光る地面に竹が生え、 青竹が生え、 地下には竹の根が生え、 根がしだいにほそらみ、 根の先より繊毛が生え、 かすかにけぶる繊毛が生え、 かすかにふるえ。 かたき地面に会社が建ち 地上にするどく会... 続きを読む
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2008年11月14日 12:11
まつすぐ残業でさみしい わかれきてつくつくぼうし すべつてころんで会社がひつそり それでよろしい落葉を掃く 雨だれの音も年とつた 今日の道の咲いた 雨ふる一人一人ゆく 何とかしたい草の葉のそよげ... 続きを読む
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2008年11月13日 13:44
想像してみて、残業はないって やれば簡単だよ 足元にノルマはなく 週末には休みだけ 想像してみて、みんなが 会社のために生きてるって 想像してみて、残業は存在しないって 難しくないよ そのために... 続きを読む
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2008年11月12日 13:39
私の愛はますます激しく、利己的なものになってゆくのに、あの人のはいよいよ薄れてゆく、だからこそ私達は離れてゆくのだ、と彼女は考え続けた。しかもこれはどうすることもできないのだ。私のすべてはあの人... 続きを読む
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2008年11月11日 13:28
私は歩いた 破れたポケットに両手を突っ込んで 外套もポケットに劣らずおあつらえ向きだった 大空の下を私は歩いた ミューズを道案内にして 何たる休みの日を私は夢見たことか 一張羅のズボンにもでっか... 続きを読む