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本の虫だったムー少年

2026年03月08日 15:26

子どもの頃は本の虫だった。とにかく本を読んでいる時間が好きだった。
漫画もよく読んでいて、特に手塚治虫には夢中だった。松本零士の『銀河鉄道999』も大好きで、あの世界観にはかなり影響を受けた気がする。
その流れで、平井和正の『幻魔大戦』にもはまっていた。ああいうスケールの大きい物語を読むと、子どもながらにいろいろ考えていた気がする。
子どもの頃は、なぜか自分が将来救世主みたいな存在になるんじゃないかと半ば本気で思っていた時期もあった。
今思うとかなり危ない発想だけど、9歳のときに6つ離れた弟を事故で亡くしているので、そのショックもどこかにあったのかもしれない。
そして11歳のとき、また弟が生まれた。小さな弟ができたのが嬉しくて、ずいぶんかわいがっていた記憶がある。
中学生くらいまでは、いわゆる「ムー少年」だった。オカルトとか超常現象とか、ああいう話を読んでいた。ただ、完全に信じていたというより半信半疑で、わりと哲学的に考えながら読んでいた気がする。
今思うと、あのあたりの世界観オウム真理教みたいな方向にもつながりかねないものだったと思う。もし違うタイミングで強く影響を受けていたら、危なかったかもしれない。
ただ、中学生のころにああいうものを一通り通過したおかげで、高校や大学のころにはむしろ少し距離を置いて見るようになっていた。
子どもの頃のことを思い出すと、そういう読書の時間と同じくらい、テレビや遊びの記憶もある。
初恋ピンクレディーみーちゃんだった。
小学5年のときにゲームウォッチが出て、僕は001号の「ボール」を手に入れてしこたま遊んだ。ファミコンは持たせてもらえなかったけど、その代わりあれはかなりやり込んだと思う。
それから、バラクーダーの「日本全国酒が飲める音頭」が流行していて、それに合わせて縄跳びをして遊んでいた記憶もある。

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