秋の恒例

今年は夏が長くて厳しかったから
秋への想いも高まってしまって
今日は特段涼しくて秋めいていたので
秋の恒例を執り行うことにしました

そう、一人秋刀魚祭りです！

秋口になると毎年来る道志川沿いのキャンプ場で
秋刀魚を焼くのです
しかも2尾！
独り占めです（笑）

キャンプ場に着いたらすぐに火を起こします
備長炭の火加減が安定するまでには時間がかかるんです
今年の秋刀魚は大きいから、丸型の七輪でははみ出してしまうから、焚き火台で焼くことにしました

焚き付け用の薪に火を点けてその上に備長炭を置いていきます

薪の火が消えないようにどんどん足していき、備長炭の表面の色が変わってきたら空気を送り込み一旦温度を最高点にもっていきます

その後は少し様子を見て、煙が出なくなったら備長炭に火が入った証拠です

お米を水に浸し、秋刀魚のウロコを取って軽く水で洗い、キッチンペーパーでヌメリを取ります

表面にお酒を振りかけてお米と共にしばし寝かせます

30分ほど寝かせたらお米はコンロに置いて火を点けます

秋刀魚はもう一度キッチンペーパーでヌメリを取って表面に浅く包丁を入れます

ヒマラヤ岩塩を砕き秋刀魚に振りかけます

さて、いよいよ焼きです

網には軽く油を塗りつけて熱しておきます

秋刀魚を置いたら、なんとも良い景色

今年も夏が終わりました
ここからまたあっという間に年末

繁忙期に向けてまた気合いを入れなければなりません

これはその為の儀式のようなものです

すかさず大根おろしを用意

お米を入れたメスティンからは湯気がシューシュー出始めました

秋刀魚もひっくり返さなくちゃならないタイミング

まずはお米を火から下ろし、メスティンをひっくり返して蒸らしタイム

秋刀魚をひっくり返して焼き色を見ると、備長炭は良い火加減になっている様子

大根おろしを軽く絞って臨戦態勢に入る

あ、すだちを忘れた！

大失敗

気を取り直して秋刀魚が焼けるのを待つ

クーラーボックスからノンアルのビールを取り出す

焼きながら飲むのが風情だ

川の音、秋の虫の声、秋刀魚が焼ける音


あぁ、、幸せだな


秋刀魚が焼けた頃だ

少し網にくっついてしまったが、2尾とも焼けている

皿に秋刀魚を乗せ、大根おろしをたっぷり乗せて、少し焦がしてしまったお米も盛り付ければ秋刀魚ご飯の出来上がり！

やっぱり備長炭だと皮はパリパリ、身はふっくらフワフワで最高！

2尾もあるのにあまりの美味さに5分で食べてしまった、、

ふと周りを見渡すとトンボが飛んでいる

贅沢な時間

ああ、幸せだ