【お題日記】効果があった暑さ対策

久々に表向きのデジログ投稿。
古来よりのやり方だけど、コミックマーケット(＝夏場の東京ビッグサイト)に数回行った
オタクとして培ってきた技術をちらほら。
※あくまで素人考えです。真に受けないで程々に流してくださると幸いです。

１．「冷たく感じる」タイプのスプレーは使うな。
確かに涼しく感じるのは間違いないけど、ここ最近の暑さを考えると逆効果。
なにせ「肌が冷たく感じる」という一種の薬物的な麻痺(だと勝手に思っている)なので、
気がついたら肌や肉が低温調理されてましたーなんてのは割とある。
実際これで誤魔化してたら脱水症状に気付かないで倒れたって友人がいるので。

２．濡れタオルは強い。
「首筋に冷たいものを巻け」ってのは昔からの知恵の一つで、
やっぱり頭に行く血管を冷やすなら一番いいのは直接気化してくれる濡れタオル。
ネッククーラーは冷える温度は強いけど肌への刺激が強いし、効果時間が短い。
だったら例え備蓄している水分を使ってでもタオルそのものを濡らして体をしっかり吹きつつ、
首筋を保護する。特に首の裏側が日焼けすると結構な痛手なのでしっかり保護する事が大事。

あ、ネッククーラー(首に掛けて送風するタイプのもの)は過信禁物。
アレは外に満ちた熱い空気を向けているだけ。
過度にやると水分を失いかねないし熱さでやられるので、適度な使用を推奨。

３．凍ったペットボトルは(凍ってる部分が半分でいいから)あるといい。
これも体温調節の一環で、ペットボトルに半分でも凍らせているとその氷は簡単には溶けない。
なので、局部を冷やしたり追加の水分を冷やすための助けになる。
アクエリみたいな水分補給に使われるのも糖分を薄められる上に飲む時にキンキンに冷えるし、
２．で使う時にヌルい水でもグッと冷やして体温調節に使えるので活用の機会は多い。
凍ったペットボトルを常備するのは難しいかもしれないって人は、
水筒に氷をガッツリ入れるだけでもいい。
それこそ氷そのものが体を冷やす助けになるかもしれないので。

４．水・涼・塩　このバランスを忘れない。
詰まる所、熱中症になるのは「水分不足」「体温の外的な上昇」「ナトリウム不足による汗の不活性」
要するにバランスが大切という話。
「水をガブ飲みしろ」→水中毒になって危険の可能性あり。特に冷たいのを欲しだすと危ない。
「体を冷やせ」→ソレ以外の要素が不足して別要因の疾病発生の可能性あり。
という当たり前の話で、ここで特に忘れがちなのが塩分。
やり過ぎは当然毒だけど、まずは塩分と水を接種させつつ、涼ませるのが基本になってくる。
なので必ず塩分タブレットは懐に忍ばせつつも水分を取れる体制を取れるのが望ましい。

あ、「汗が出なくなった」は普通に水か塩が足りないので、水をガブ飲みしてから軽く塩分を取りましょう。
この時に冷えすぎた水で身体を冷やしすぎると逆効果になるかもなので注意。

５．「茹で卵は生卵に戻らない」の心を忘れない。
タンパク質は熱せられると固まる性質があって、じゃあそれを戻せるかと言われたらまず無理。
これは熱中症そのものにも言えて、脳や筋肉が熱で損傷したら戻らなくなる可能性だってある。
言っちゃえば火傷のもっと深刻なやつだと思っていい。
「クーラーを惜しむな」「水は程よくしっかり取れ」って口煩く言われてるのは、
大体この考えが根本があるから。
電気代をケチってクーラーを使わないのは構わないけど、
この酷暑でそんな悠長を言ってられる訳では無いと思っている。

まぁ短時間で外を移動する程度ならここまで意識しなくてもいいかもしれないけど、
冷房を付けないと室温が35度を越してしまうようなご時世なので、
常に↑の考え方は忘れないようにしている。

絶対に無理はしない。涼しいところで適宜休みつつ水分を取る。ヤバそうなら早めに相談する。

今後の酷暑を乗り切るために参考にしてもらえれば幸いです。