- 名前
- kizuki_0508
- 性別
- ♀
- 年齢
- 34歳
- 住所
- 滋賀
- 自己紹介
- はじめまして。 “支配”と“従属”という世界で、私自身の美学と愉しみを追い続けていま...
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従属者はなぜ檻に入りたがるのか
2025年07月24日 04:37
自由は、本来尊いもののはずだ。
誰にも縛られず、何にも従わず、自ら選び取って生きていく。
そう言えば聞こえは良いが、実際にはどうだろう。
選択の重さに疲れ、責任に押しつぶされ、
やがて人は、「誰かに決めてほしい」と願い始める。
わたしのもとに来る従属者たちは、
その“自由の疲弊”を、無言のまま抱えている者ばかりだ。
命令を求め、罰を願い、
支配の中でようやく「自分の輪郭」を感じようとする。
言葉を変えれば――
彼らは、自ら進んで“檻”に入りたがっている。
世間で言う“自由”よりも、
わたしが築いた秩序の中で従うことの方が、はるかに安定し、意味があるのだろう。
わたしの世界には、厳格な構造がある。
命令、罰、無視、剥奪――すべてが意味を持つ。
甘えは許されず、履行だけが評価となる。
だがそれゆえに、
ここに跪く者は、自分が選ばれたという確信を得る。
わたしは拘束しない。
檻の鍵は常に開いている。
だが、不思議なことに、誰も出て行こうとはしない。
自由に飽きた者たちは、
意味のある檻を、本能で選ぶ。
それが、わたしの世界だ。








このデジログへのコメント
自由をどう使っていいのか分からない、というか自由を持て余してしまう人もいるようですね。
そういう人はむしろ束縛の中の方が心の安定があるのでは。
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