白衣性高血圧と診断できる患者さんは、実際にはすごく多いんです!

白衣性高血圧と言いますと、最近では多くの方がご存知の時代になりましたが、一言で言いますと、自宅でリラックスしている時に測定する血圧はいつも正常値でも、病院で血圧を測定する時は普段よりも高い数値がたいてい出る、中には信じられないくらい病院で測定しますと高い数値になってしまう方もけっして少なくありません!白衣性高血圧の意味は、病院で、医師や看護師の白衣を見ると、血圧が急に上がってしまうことから、病院で血圧を測定すると普段よりもかなり高い血圧の数値になってしまう方々のことを、白衣性高血圧と呼んでいますが、実際には白衣性高血圧に該当する方々はすごく多いですから。ご自分だけが特別なのかしら?などと心配する必要は全くありません!余談ですが、女性看護師や女医さんの白衣を見ると、性的に欲情するから、血圧が上がるという意味ではありませんよ（笑）　　　　　　　　　白衣性高血圧は、神経質でデリケートな性格の方などは、もう、明日が定期検診の日だなどとなりますと、嫌だなあ！病院で血圧を測るといつも高い数値が出るんだよなあ！今回もまた高い数値が出たら、何か変なこと言われるのかなあ!などと考えること自体で、検査の前日くらいから、神経過敏に過剰に意識しますから、血管も収縮して、前日くらいから血圧が普段よりも高くなりだしまして、検診の当日、病院で順番を待っているうちから、ヒヤヒヤして、血管が異常に収縮して普段よりも血圧がかなり高くなります。人によって個人差はありますが、だいたい白衣性高血圧の人は上血圧が、たいてい20から３０くらい普段よりも高い数値が出ます!中には普段よりも50くらい高い数値が出る方もいます！白衣性高血圧は意識すればするほど高くなりがちですから、患者さんにとりましても、医師にとりましてもやっかいなんです。かかりつけの患者さんの性格まで把握している良心的な医師でしたら、貴方は病院で測る時だけ血圧が高く出る白衣性高血圧ですから、病院で血圧を測るのはもうやめ.ましょう。おうちでリラックスしている時に血圧を測ってくださいね。その時の血圧の数値が貴方の本当の血圧の数値ですからねと言ってくれる医師もいます。　　　　　　　　そうでなくても、血圧はいつも一定ではありませんから。朝と昼と夜では違います!寒さと暑さでも違います!空腹時と満腹時でも違います!イライラしている時と気分がいい時とでも違います!人間はカーッと怒った瞬間などは、普段血圧が低い方でも瞬間血圧は200以上になりますからね。血圧とはそういうものなんです。