- 名前
- 玉こんにゃく
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 「海を見ていたら自分の悩みがちっぽけに思えてきた」という人とはわかり合えないと思います。
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しなやかに、淑やかに
2025年06月26日 22:57
手帳ヲタですが、さすがに「お手帳さん」呼びはキショすぎ案件だと思う次第です。
こんばんは。玉こんにゃくです。
「ブリティッシュベイクオフ」という番組を気に入って毎週見ている。
ケーキやパンやパイなど指定されたものをつくり、基準に満たないものをつくったベイカーは容赦なく落とされるオーディションのような番組。
出てくるベイカーたちは文字どおり玄人はだしで、どのお菓子も美しく繊細だ。
課題になるお菓子の歴史を解説するシーンもあり、どんなことにもそれを専門にしている人がいるのだなぁと感心させられる。
私はもちろん、つくるのではなくできあがったものを見て「いいなあ!」「おいしそう!」と身悶えするだけである。
よく考えるとお菓子づくりって、細かい作業があるし、意外にいろんな数字は出てくるし、けっこう理系の作業な気がする。数字が苦手で手先が不器用な私には到底無理だ。
まして審査があるとなると、それらを時間内に終えなければならないのでもう現場はパニックである。事実、パニックになっているベイカーがよくいる。
余談だが、パニックになったり失敗して意気消沈しているベイカーをMCの女性が抱きしめるなど体に接触してなぐさめることがあるが、私だったらあまり体に触られたくないのでイギリス人じゃなくてよかったなと思うばかりである笑
批判を覚悟で書くが、私がこの類いの番組で最も注目しているのが、審査に落とされた者の立ち居振る舞いだ。
自分が望まないことが起きたときに人はどのように振る舞うのか。その瞬間の行動でその人の本質が見える気がする。
みんなもう大人だしテレビだし、激しく感情を爆発させたり審査員に食ってかかったりすることはないのだが、それでも涙を流す人が多い。
私はなるべく自分の涙を他人に見せたくはないので、あのように感情的になれることがうらやましい。
欧米人は感情を表に出すように教育されているそうだが、やはり多少はそういうほうが見ていて面白いよなぁと思う。
感情をむき出しというと、たまに電車の中でぎゃあぎゃあ騒いでいるアッチ系の人がいるが、私が目指しているのはもちろん彼らではない。
自らの感情の揺れを素直に認めつつも、あくまでも理知的な言葉づかいで内面を相手に伝えたい。
そしてそれが最も難しいということを私は知っていて、それでもそれに挑戦しようと日々もがいているのだった。








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