☆禁断の果実☆

　俺は運転しながら煙草に火を点け、サンルーフを少しだけ開いた。

　ここから海岸までは高速を使えば４０分位で到着する。

　車のラジオからはアップテンポな洋楽ナンバーが流れている。

　初夏のため、やや日差しはつよいが風が少しあるので心地良い。

　雲ひとつない青空でドライブには最適な天気だ。

　隣で彼女は音楽に合わせ軽くリズムをとっている。

　俺がちらっと彼女の方へ視線を移すと、彼女もそれに応えて

　優しく微笑む。

https://jp.youtube.com/watch?v=n-FdoZdfpmE


　・・・・しばらくして海岸に到着した。

　俺達は砂浜を散歩しながらじゃれあっていた。

　・・・旦那はいつも帰りが遅く深夜に帰宅もざららしい。

　なので時間はたっぷり有る。（笑）　

　しばらく歩いた後、二人は砂浜に腰を下ろした。

　・・・・平日という事もあり人影はまばらだ。

　ふいに俺は彼女の手をそっと握った。

　彼女は嫌がる訳でもなく、俺に身を任せる。

　俺は彼女を見つめた。・・・彼女もそれに応える。

　俺が顔を近付けると彼女は軽く目を閉じた。

　最初は軽く唇を触れ合わせていたが、次第にお互いの舌を絡ませ

　ていた。

　海面に反射する太陽がやや眩しい。夕方が近いせいでもある。

　俺達は顔を離し、車へ戻る事にした。

　・・・・もちろん二人はしっかりと手を繋いで。

　この後二人はシティホテルに向かったのは言うまでもない。（爆）

　・・・・・・・・そして熱い夜を過ごしたのだった。（爆）