- 名前
- tom夫
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 新潟
- 自己紹介
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新潟の夜は更けてゆく
2024年08月17日 01:47
海岸でいつものように焚き火をしていたら
東南アジアの人と思われる若い男性が
小さい紙片を持って
「ライターを忘れたので火を分けてください」と言ってきました
(割と上手な日本語で)
どうやら花火しに来たらしい
んー
そんな小さな紙片に?
お前馬鹿なのか?
と
思ったり
思わなかったり
さて
どうしよう?
3秒くらい考えましたが
小さな紙片に長時間
火をつけていられる妙案が出てくるわけもなく
ふと少し遠くに目を向けると
彼女らしき若い女性
んー
困ったなー
そーゆーことかー
見ず知らずの外国人に
何で俺が悩まなければいけないのだろう?
と少し考えつつ
袖触れ合うのも他生の縁
困った時はお互い様
などと
状況に適したフレーズを選んでくる私の脳みそ
どうにかしてくれ
彼も彼女の前で
火を忘れたという
失態を挽回したいだろうし
良い思い出作りたいだろうし
しかし
何でこの外国人は
新潟なんて選んできたのだろう?
東京
京都
大阪
名古屋
北海道
沖縄とかあるのに
何故地味な新潟チョイス?
謎すぎる
と余計なことを考えつつ
ちょうど
ランプ代わりに
車の廃油を100均のクッカーに入れて
燃やしていたものがあったので
それを貸すことにしました
脳内で
廃油は危ないから
気をつけろよ!
と彼女連れが羨ましい私は
嫉妬混じりに厳しく
注意を発していましたが
実際には
「オイルだから危ないので
気をつけてくださいね ニッコリ」
と善人な日本人を演じる私
本当にクソだな自分
とまぁ
ここまでは
外面だけは
自分て良い人だなと
自己満な話なのですが!
こいつらの花火が終わらない!
私は家にいる時は
ダラダラ寝ている派なのですが
焚き火だと
2時間が限度な人なので
さっと火を熾して
さっと
食べ物焼いて
さっと食べて
さっと帰るのが好きなのです
彼が声をかけてきた時は
後三十分くらいで帰ろうかなーと
いうところだったのです
こいつらときたら
火を借りてから
1時間以上花火をしていました
彼氏!
どんだけ花火持ってきたんだよ!
この時間よ永遠に続け!とか思ってるのか?
続かねーよ!
楽しい時間ほどあっという間なんだよ!
お前の時間軸は
短いかもしれないけど
私の時間軸は長いんだよ!
だって
ボッチ焚き火だからな!
くそっ!
と羨ましさと嫉妬混じりに思う
性格の悪いオッサンな私
脳内でどれだけ悪態をついても
時間が早送りされるわけでもなく
とほほ
帰るに帰れずに
しょうがないので
焚き火も延長
延長したいのは
ラブボくらいだわ!
と思いつつ
薪多めに持ってきて良かったー
座っているのも
だるくなってきたので
寝ながら星を見る私
暇すぎる。。。
普段はのんびりだが
焚き火ではセッカチな私
星なんて5分と見ていられない
自分の中に情緒を探すも
皆無だと気がつき愕然としたり
しなかったり
とまぁ
外面だけは善行を施し
心の中では
サッサと別れてしまえ!
と呪をかけつつ
新潟の夜は暮れていくのでした
おしまい
月が綺麗でした
ではまた!
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