- 名前
- Good Luck
- 性別
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- 年齢
- 56歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- みなさん、 それぞれに、 いろいろな事情というものを抱えて、 一生懸命に生きていらっ...
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ねえ、私のこと恋しかった?
2024年02月13日 00:48
ねえ、私のこと、恋しかった?
わたしも、あなたのことが恋しかったよ。
素敵な山桜さん・・・
・・・・・
こんな山奥で、
あなたの美しさを知っているのは、私だけだね。
そして、私がどれほど孤独であるかを知っているのは、あなただけですね。
(ああ、あなたが恋しい・・)
<この英訳>
Miss me,
aswell as I miss you,
wildcherry blossoms.
・・・・・
In such aheart of a mountain,
it is only i that know how beautiful you are・・・
and iy is only you that know how lonely I am・・・
実は、
英訳が先にありました。
この和訳は私です。
そして、
英訳の元はこれです。
「もろともに あはれと思へ 山ざくら 花よりほかに 知る人もなし」
(百人一首 第66番歌)
これの英訳を探り、
その英訳をGoogle翻訳で確認して、
それをさらに分かりやすくしていったら、
冒頭のようになりました。
難解だった古文が、
英訳すると、とても分かりやすくなります。
たぶん授業では、
「ねえ、私のこと、恋しかった?」
とはならないでしょうね。
でも、本当は、そういう歌なんです。
*
私には、この歌から感じることが、二つあります。
<ひとつは・・・恋人とか夫婦、男女の関係において>
お互いに、
あなたのほかに、自分のことを分かってくれる人はいない。
自分のことを分かってくれているのは、あなただけだ。
・・・と思えることに、
二人でいる意味と、
そこに幸せがあるのだと、思います。
この場合、
喧嘩だって、
言い合いだって、
お互いに分かっているからできるんだ・・と思えば、
それは、幸せなことだと思います。
そういう幸せを感じたとき、
二人は結婚するのでしょう。
でも、必ずしも、
全てを分かりあえるわけではありません。
分かってほしいのに、
分かってもらえない部分が大きくなってきたとき、
他に分かってもらえる人がいるのなら、
そっちのほうが心地よいわけで、
でも、
それは全てではないから、
だから、
言葉でいえば浮気という形で実現しようとするのでしょう。
ただ、愛し合っている瞬間は
決して浮気とは思わないし、呼びたくはないですね。
愛し合うっていうことは、
分かり合うっていうことだと感じているから。
それは、
とても心地よい感覚です。
いづれにしても、
分かり合うということによって、
心は穏やかになり、
二人にとって、
安心と平穏に包まれる幸せな時間と空間が
そこにあるのだと思います。
だから、
愛し合う時間というのは、
いつでも濃いのです。
<そしてもうひとつは・・工夫が変化をもたらす>
古文のままだと・・・
学校の授業でしかありません・・つまらないですね。
でも、英訳すると、
分かりやすくなり、理解が深まります。
それを、さらに、工夫することで、
「ねえ、私のこと、恋しかった?」となるのです。
言いたいことは同じなのに・・・
表現方法を変えることにより、全く異なる感慨が生まれています。
今何かを求めていて、
それが見つからないという状況にあるとき(ex:古文のまま)、
それは、
方法を帰れば見つかるかもしれないということです(ex:英訳してみる)。
方法を変えることで、何か異なるものが見つかるかもしれません。
その可能性は、
決して0ではありません。
ほんの数%でも可能性があるのなら、
それを求めていくのが人生なのかな・・って思っています。
たとえ、
くたばりそうになってもです。
そして、
たとえくたばりそうになっても、
「私がどれほど孤独であるかを知っているのは、あなただけですね」とあるように、
「私が悩み続けているのを分かってくれているのは、あなただけ」
といえる ”あなた” がいることが、
その人の幸せなのだと思います。
そんなことを思いました。
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