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無駄袋?
2024年01月06日 23:14
福袋を買う人ているの?
【お題:福袋買った?】
福袋とは?
「福袋」とは、前もってその中に種々なものを入れて口を閉じ、中身がわからないようにして各人に選び取らせる袋で、百貨店の正月の初売りなどで売り出されます。
福袋の由来
福袋の由来福袋は七福神の神様 ''大黒天 ''様が抱えている大きな袋のことを指していると言われています。商売繁盛の神様である大黒天様の袋には幸運や幸福が入っていると言われ、幸せを分け与えてくれるという意味があるそうです。
いつから?
福袋が誕生した歴史については、諸説あります。有力とされているのが、江戸時代に誕生したとする説と、明治時代に誕生したとする説の二つ。
他にも、仙台では江戸時代から初売りで福袋が売られていたという説や、大正8(1919)年に永楽園という御茶屋が始めたという説もあります。
江戸時代に誕生したとする説
誕生説の一つは、福袋の原型を「恵比寿袋(えびすぶくろ)」とし、これを始まりとするものです。
「恵比寿袋」を販売していたとされるのは、三越百貨店の前身である江戸・日本橋の呉服店・越後屋です。冬物の売り出し時期にあわせて、1年の持ち余りの生地を袋に入れて販売したところ、江戸で評判になったと言われています。
また、大丸百貨店の前身となる大丸屋でも、10月に行われる「えびす講(恵比寿講)」と正月の初売りに大売り出しを行い、越後屋と同じように、端切れなどを入れた福袋を販売したという記録が残っています。
なお、「えびす講」は恵比寿様(えびすさま)を祀って商売繁盛を願う行事です。
七福神の一人でもある恵比寿様は商売の神様とされ、また、農村では豊穣の神様、漁村では豊漁の神様として信仰されてきました。
旧暦の10月は、全国の神様が出雲大社(島根県出雲市)へ集まるため、「神無月(かんなづき)」と呼ばれていますが、神無月に「留守神」として留守番を務めていたのが恵比寿様でした。そんな恵比寿様に感謝をしつつ、商売繁盛、五穀豊穣を祈ったのが「えびす講」なのです。
明治時代に誕生したとする説
江戸時代に福袋があったと確認される前は、明治40(1907)年に、百貨店松屋の前身となる「鶴屋呉服店」が福袋の販売を始めたとされていました。
また、明治44(1919)年に、百貨店松坂屋の前身である「いとう呉服店」が「多可良箱(たからばこ)」と名付けられた福袋の販売を始め、大変な人気だったとも伝えられています。
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